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内容説明
戦後にアメリカ陸軍将校から贈られたという伝説の「テディのピアノ」が2台存在した。巽(たつみ)ピアノ調律所の新人研修生・小眞が真実を求めて奔走する。謎のピアノを前に、孤高の天才調律師・蛭田は――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
99
女性の新人調律師が新たに加わり、それでも全く甘くならないところが良い。むしろ仕事の厳しさ難しさが色濃く描かれることにより、主人公である蛭田の天才ぶりが浮き彫りになってますます面白い。今回は太平洋戦争中に出会った米軍将校と日本人調律師の友情の証に送られたという「テディのピアノ」にまつわる話が印象に残った。伝承の捏造、詐欺、悪徳な営業法、ストーカーなどをピアノと演奏者、ピアノ業者にうまく絡めてサスペンスタッチで描かれ、読み応えがあった。2014/05/28
くりり
44
"ピアニストになれなかった落ちこぼれが調律師になる"という縮図とは違い、やっぱり努力と才能♪だよね2016/11/30
赤とんぼ
13
星野さんのキャラクターで、ずいぶん読みやすくなりました( *´艸`) ピアノの構造そのものにも目がいって、楽しいです。ついつい先を読みたくなる罪な構成をしていますね(;^_^A とりあえず、次の巻は、最後の話は読まないでおこう(笑) 2017/11/10
うーさーむーん
7
新人ちゃんががんばるお話。そして最後は壁にぶち当たる。他人の力に頼ってしまいたくなる気持ちよくわかる。自分より圧倒的に技術があるんだから全部その人にやってもらえたらみんなが幸せになれる。だけどそれじゃ自分は全く成長しない。どうやって乗り越えるのか、次も楽しみにしています。2013/12/09
萌
4
1巻2巻一気読み。子供の頃に来てもらった調律師さんの作業を見て、格好いいなあと思ったことを思い出しました。ピアノの中身の方が格好よかったですがw(機構好き) 主人公は「いいひと」ではないですが、偏屈でオノガミチを行く職人、と見えなくもない。面白いので続きが楽しみ♪2013/12/13
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