内容説明
今年も白い冬がやってきた。新年を目前に浮き足立つ大学生たち。しかし美術サークルの展示会で怪奇が起こる。なんと、部員が描いたモナリザを見た観客からクレームが殺到。呪われたモナリザの謎とは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bookkeeper
99
★★★★☆ 再読。女性の顔を歪ませる呪われた絵、明滅して何かを告げる街灯、背後から覗く死者、自殺に誘う妖虫。オカ研には今日も怪現象に悩む相談者が…。 といった超常現象よりも、森司君の恋の行方の方が圧倒的に気になる第7作。こよみちゃんに憧れの王子様がいるらしいのだが(笑)。事件の真相の怖さなら第1話、2人の恋に身悶えしたかったら最終話がオススメです。最終話で森司君から顔を逸らしていた間のこよみちゃんはどんな顔をしていたのか。 「こよみはじっとピンクの紙袋を見つめ、やがて顔をあげてふわっと笑った」2021/06/15
いーたん
92
もう7作目なんですね。いい表紙でした。表紙で、初詣で、エピローグでニヤニヤと、ニヤニヤ成分に溢れかえってました。もう森司とこよみは付き合っちゃえよ!と思うけど、この二人じゃ、ある意味、今の距離感がぴったりなのかも。 そして肝心の内容はというと、今回は今までより、怖いというか不快感を覚える内容でした。負の感情はより強大な負を呼び込んでしまうんですね。その中で、街灯のエピソードは負の話ではなく良かったです。引退して死も間近にも関わらず、救助犬としての使命を果たそうとするその姿は尊いものを感じました。2015/03/04
☆ゆう☆
85
相変わらず森司とこよみの関係がゆっくりすぎて焦れったい。今回も森司はずっと悩みもがいていた気がする。そんな毎回悶々として疲れないのかと心配になるくらいだ。いろいろ考えた結果が合鍵。この合鍵を機に一気に距離を縮めてくれるとよいのだけど。ゆく末を見届けたい。ホラーは怖さ控えめで「嗤うモナリザ」と「薄暮」をはじめ恋愛にまつわるエピソードが多かった。「夜に這うもの」の虫はホラーとか違うほうでゾッとする。学生運動の話を絡めてくるなどまだまだ引き出しは色々ありそうな様子。次巻も楽しみに待ちたいと思う。(iBooks)2015/03/01
ごに
81
モナリザの雑学が面白かったです。本物が凄く見たい! 連合赤軍の話、そんな事があったんですね。時代背景があったにしろ、どこぞの新興宗教の様な恐ろしさがあります。 今回の霊障は今まで程怖くなかったのですが、森司とこよみのモジモジプレイが全開で、ご馳走さまでございました(笑)2015/03/30
よっち
75
こよみの好みの人物像をうっかり人づてに聞いてしまった森司が、小山内のことでは?と勘違いして落ち込むところから始まったシリーズ第7弾。直接面識のない大学関係者にすらいい雰囲気の二人と認識されているのに、ネガティブな妄想から抜け出せなかった森司は今回やや空回り気味。その分こよみが森司のために頑張るところを見せたわけなんですが、最後まで藍から教育的指導が入りかけた森司は、そろそろ鈍感主人公を卒業して彼女の想いに気づいてあげて欲しいですね。それでも喜ぶ彼女を考えると、お似合いの二人なんだろうとは思いますが(苦笑)2015/02/24
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