あさひコミックス 落第忍者乱太郎（50）

著者名：尼子騒兵衛【著者】

朝日新聞出版（2014/04発売）

• ISBN：9784022750501

内容説明

三人組で歩いている子どもを襲う山賊の正体は海賊!? ひょんなことから兵庫水軍の「身隠しの盾の役」のオーディションを手伝うことになった忍たまたち。新キャラ登場でますます盛り上がる『落・乱』はついに50巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[英知＠マンガ専用]

祝☆５０巻！我々はなぜ生きているのか。遅かれ早かれ未来に何か希望が待っているからではないか。という今回のメッセージは心に響きました。水軍オーディションの話から素敵なセリフがたくさんな巻でした＾＾今回は保健委員大活躍でしたね！ちゃんと薬を作っているシーン初めて見たｗ数馬がすごく活躍しててなんだか感動しちゃいましたｗ描き下ろしの土井先生やタソガレドキ忍者たちの裏設定がとても面白かったです！特に雑渡さんの火傷の理由を知れたのが嬉しかったです。絆が深いわけだ・・・！ぜひ他のキャラの設定ももっと見たいです！

2015/07/28

[蒼井零]

とてもメッセジー性の強い巻ですね。「希望」が無くちゃ生きていけないって、全くその通りですね。後書きの履歴書の話が好きだ。土井先生の過去と雑渡さんの火傷の訳とか。生意気そうな利吉が印象的。

2013/07/04

[KaNa]

震災を意識した話、という他の方のコメントにうなずかされました。被災者の方は生きるだけで必死なんだから、マンガやアニメや小説でそんなことを訴えても無意味だ、という論調も世の中にはあります。しかし、本当に人が絶望してしまうのは、命の危険がなくなってからだそうです。死が身近なものでなくなって、今の自分の状況が震災以前と全く違うものだと強く認識させられてしまって、未来に希望が持てなくなった時、手にとるのがこの本であればいいと思います。

2013/06/15

[Kida]

落乱は生徒が子供なりに動ける範囲でそれぞれ考えて動いて大人がそれをしっかり見守ってサポートするのがいいよ。基本的に気が合わない奴や立場上視点が違う奴は居ても悪人はいないんだ。潮江がでばってて苦労しつつも先輩ぽかったよえへへへ。

2012/02/03

[パスタキャット]

最終ページ・雑渡さんの「…つまり、子どもというのは可能性だからな」は雑渡さん名言ランキングにランクインするであろう台詞だね！ああいう胡散臭い人に言われるとぐっとくる。

2011/12/24