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内容説明
オチビサンは空豆の中で眠る方法を、おじいは大人になっても「こどもの日」を楽しむ方法を教えてくれます。そんな豆粒町で事件が発生。オチビが家出!?パンくいがあじさいの毒素で生命の危機!?日本の四季が味わえるストーリーを、やわらかなタッチかつ色鮮やかなイラストとともにお楽しみください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蒼伊
12
3冊め。相変わらず色使いが綺麗で、読んでてほっこりした気持ちになれます。「凌霄花」と書いてのうぜんかつらと読むのだとはじめて知りました。自分の無知がばれて(笑)恥ずかしかったけど、日本語って、あらためて思うけどとっても綺麗な言葉なんだなぁ。この本を読むと、日本は綺麗なもので溢れているんだと思わされます。日常の中にひっそりと佇んでいる美しいもの、まだまだありますよね。2013/02/02
ふみふみ
7
再読です。ナゼニが悲哀を含んだ哲学者の巻でした。菫の可憐さに心奪われるお話で始まり、夜桜に想いを馳せるお話で終わります。日本古来からの色、香り、季節を毎巻楽しめて、大好きなお話です。最後の夜桜のページは美しいです。2014/12/29
ちゃちゃ
7
「くいいじ」を読んで以来,オチビの顔がどうしても安野さんに重なってしまう・・・。そう言えば,オチビサンも食べ物の話多いね。春は筍,夏は梅干し,秋は柿,冬は金柑・・・。パンクイは美味しそうにパンばっかり食べてるし・・・。関係ないけれど,オチビの頭の上の白丸はだんだん巨大化していないか?2010/08/17
アルゴン
6
★★★★ オチビサンの寝間着姿がシンプルすぎる。同じ内容で左に日本語版、右に英語版があるのですが、日本語の語感で遊んでいるのをうまく英語にしているのがまたおもしろい。2013/09/08
marua
5
再読。草笛をふきながら歩く夏の逢ヶ魔時の切なさ。あの画面の色によく表われていて、切なくなり。冬の夜、金柑シロップでナゼニを見舞うオチビサンが気付く遠くの誰かのこと。モヨの切り取る情景の美しさに脱帽。2013/02/11