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内容説明
安野モヨコが朝日新聞朝刊で連載する人気漫画「オチビサン」。『働きマン』『シュガシュガルーン』『さくらん』の安野モヨコがポショワール技法で描く豊かな色彩の本編に加え、単行本でしか読めない描き下ろしの特別ストーリー3話と「オチビサン☆タロット占イ」のイラストを収録!
終わる夏の夜に咲くヒマワリに初秋の匂いを感じ、雨の日に頭におちる雨音を聴き、友人が台風に会いに遊びに出かけた日には友人を思う―。
鎌倉のどこかにあるという豆粒町の移り変わる四季とそこに暮らすオチビサン、ナゼニ、パンくい達。彼らが、耳を済まし目を向ける日常の「ちょっと」を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蒼伊
27
オチビサンを読むと、日本の四季ってほんとに素晴らしいなと思わされます。こんなに素敵なものが私たちの身近にいつもあるんだってことを、忘れがちになるけど、オチビサンはいつも思い出させてくれます。今回は白黒オチビサンが三作もあって、読みごたえ抜群でした。ナゼニ好きなので、ナゼニが主役の話が読めて楽しかったです。2014/02/08
浅葱@
25
季節を見つけながら楽しんでいくオチビサンたちにほっこり。ひとつ、ひとつ、気持ちを寄せていくみんなが好き。そこにいても離れていてもつながる人たちがいるっていいね。2014/03/05
ぐうぐう
15
波打ち際に立ち、オチビサン達は想う。「体がうしろに進むよ!!」「波がひいてるからそう感じるだ」「すごい速さでまわりが進んでくみたい」「自分が後退してるようだったり周囲が進んでいくように感じたとしても」「僕らがいる場所は実際は変わらないのさ」。そう、オチビサン達が動くわけでも、周囲が動くわけでもない。でも、花が咲き、雨が降り、月が出て、雪が積もる。四季があることで、世界はその表情を変える。四季を楽しみ、変化を喜ぶ。『オチビサン』には、四季がもたらせる優しさと、それに感謝する気持ちが、目一杯込められている。2014/01/18
ちゃちゃ
13
早いもので,もう6巻。春夏秋冬。まだまだ誰も気付いていないそれぞれの季節のよさがいっぱいあるのだね。それを見つけるオチビは凄いぞ。オチビは,元気で真っ直ぐでいいなあ。でも,お子様は,お酒飲んじゃダメなんだよ。ぷぷぷ・・・。2014/01/30
かぼちゃねこ🎃
4
今回もいいなぁー。 日本の四季の良さがじんわりじんわりしみてくる。 何度でも読みたくなる本。 「自分が後退してるようだったり周囲が進んでくようにかんじたとしても僕らがいる場所は実際変わらないのさ」 「忘れたいけど忘れられない事の痛みがうすまっていきますように…」 「ああ…でもたのしいなあこうしてるのが何より面白くて好きだ」2014/03/21