ガガガ文庫 GJ部◎

著者名：新木伸【著】/あるや【イラスト】

小学館（2015/10発売）

• ISBN：9784094513998

内容説明

いつもの放課後、いつもの部室……再び。

「GJ部中等部」部長・四ノ宮霞（しのみや・かすみ）が発見した「GJ部活動記録集」。そこには、全９巻以外に外伝が１巻、存在していたという――。
　いつもの放課後、いつもの部室……再び。１～９巻では描かれなかった「GJ部」２年間の出来事が、ついに語られる？
　謎に包まれていた京夜（きょうや）の袋詰め入部エピソードから、目的地が不明だった夏の合宿。そして、卒業後の春休みに待ち受ける、真央（まお）たちといっしょの卒業旅行まで！　……って、あれ？　卒業旅行には卒業生がいくのではないデスカ？

　ライトノベル史上初の四コマ小説が初めてそのフォーマットを破り、ショートストーリー以外の特別短編も収録して登場です。
　いつもと少し違うスタイルで、いつも通りの「GJ部」、届けます。
　ゼロから∞に続く「GJ部」の２年間に花◎（はなまる）を！

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

GJ部の前日,後日譚的な外伝。結局入部や夏合宿の話とかしちゃうのね的なwアニメ用に書いたのかなぁとか勘ぐっちゃうw最初はキョロ入部のGJ部前日譚。そして夏合宿に、GJ部メンバーの誤解話に、GJ部卒業旅行の後日譚話。ついに4Pじゃなくなっちゃったねw初期の頃の話が多かったから“しおんさん”があまり登場してなくて残念wけれど旅行と混浴での奮闘は影ながら可愛らしかったwKBS団はバカテスの須川君か？と思ったwけどキョロを助けに来た場面はオチはまぁGJ的だったけど、ちょっと感動したwGJ部の皆さんお疲れさまでした

2013/03/19

[めもり。@社会人4年目]

評価<★★★★★＋★> 元祖GJ部が帰ってきました〜！内容は卒業前のお話になりますが、本編では語られなかったエピソードが収録されています。あと、ちょくちょく4コマと。「GJ部ZERO」キョロさんが拉致られるお話です。あんまり意外なことは無かったですかね。予想通りだし、なにも変わったことはなし。キョロさんのキョドりっぷりは流石です。「あの夏の日」キョロさん一年生時の夏合宿のお話。本編では全く語られずに次の話に飛んだので「語らないんかい!!」と卓袱台あったらひっくり返す勢いで突っ込んだお話ですね。学校に無断→

2013/05/08

[王蠱]

無印本編で語られなかった部分と卒業直後の話を収録した番外編。家族砲・はなぢ店長メンバーも話だけとはいえ大量投入、特に前者は理央やセッちゃんまで出してきてもうニヤケが止まらないｗ卒業旅行はGJ部の中でも一番ハーレムイベント的な回だったかもだが、エロ方面の要素匂わせつつそれでもしっかり「ゆるふわ」になっているのがやはりこの作品の魅力だろう

2013/03/19

[謡遥]

183ページのタマにキュンキュンしたよ。キョロ成長したね。逆襲は面白い。「キョロをいじっていいのは……私らだけだーっ！」部長それって……。終わりと感じさせない終わり方もまた、GJ部らしいね。

2013/07/02

[姫川 涼＠パセリの子]

いつもの日常から一歩踏み込んで、特別な日に焦点を当てたスペシャルバージョン。いつもより密度の濃い６人の時間を読むのは、秘密を共有するみたいでなんだかドキドキします。アニメから入ってきた方へのサービスか、ほぼオールキャストによる“ゆう〜と〜ぴあ〜♪”があってほわーってなりました。またいつかどこかで、この６人に会えますように。

2013/03/20