内容説明
おきがるテイスト四コマ小説。
「かわいいね。キミは」（by紫音）
じめじめな梅雨。ピーカンな夏休み。人畜無害な僕、四ノ宮京夜（しのみや・きょうや）が過ごすのは、個性的な四人の彼女たちとの、ゆるふわな時間。しかし、GJ部ってなにをする部なんでしょう……？
正体不明の部、GJ部に強制的に入部させられてから二か月。高校一年生の四ノ宮京夜は、その活動内容を教えられるでもなく、参加するわけでもなく、昼休みや放課後を部室で過ごしていた。お茶を飲んだり、ラノベを読んだりして、自由に。そんなある日、部長の真央（まお）から、正式に「見習い部員として認めよう」との言葉をいただく。ええと……これまではなんだったのでしょうか？
ともあれ、正式な部員となった京夜は、高校生初の夏休みを迎える。合宿なんかもあったりして。そこにはいつもと違う発見があったりして――。
チビっ子部長の真央、ゲームの天才紫音（しおん）、部長の妹で天使な恵（めぐみ）、ネコと話せるネコ的なひと綺羅々（きらら）。いつもと同じようでいて、ちょっとだけ違う夏時間、スタートです。
ライトノベル史上初の萌え四コマ的小説、第２弾！！
今回も、ショートストーリー３６話収録＆イラスト盛りだくさん！
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
29
これが一巻だと勘違いしたまま読んでも、たぶん気づかずにあとがきまで突き進んでしまう、それくらい代わり映えのない日常生活のゆるふわな描写は、読んでてとても心地いいものでした。幕間のイラストも可愛くて、つい先へ先へと読み進めてしまう、そんな感じです。欲を言えば、もう少しお笑いの方へとテイストを傾けてもらえれば言うことないのですが、今でも十分楽しい内容ですので、これからもお付き合いさせていただこうと思います。お気に入りは紫音さんかな？ 次点は恵ちゃんで。三位綺羅々さん、四位真央ちゃん。京夜君は…(笑)2012/07/19
スズ
25
夏を迎えてもゆる～くマイペースなGJ部の面々に頬がにやける第２巻。夏合宿とか色々とイベントはてんこ盛りな筈なのですが、詳細は華麗にスルーしてゆるゆるな日常を淡々と描いていく構成が四コマらしくて読みやすい。短編４ページの繰り返しなのでスナック菓子感覚でサクサク読める上、オチが弱いと思っても自然と口元が綻んでしまうのはGJ部の個性的なメンバーに愛着が湧いてしまったせいですかね。雨漏りの部室にタライや桶を置きまくって雨音のフルオーケストラを聞きながら各々自分の好きな事をして過ごす放課後の部室が個人的に大好きです2021/02/17
コリ
25
あー癒される(笑)この作品にしか無いゆるふわ感と読みやすさがイイなぁ。ていうか合宿は？この手のイベントってだいたいヒロイン達とのイチャイチャが王道じゃねぇの？！とちょっとビックリ。だがある意味この作品らしいかもしれん(笑)自宅でパジャマパーティーとかキョロが羨ましい。けど色っぽい展開にはならないのがらしいっちゃらしいな(笑)2013/05/11
めもり。@社会人4年目
24
評価<★★★★★>合宿語らないんかい！順番通りに読み進めていったところで声に出して突っ込んじゃいましたよ。「へえ合宿行くんだ、ふ〜ん」「え、帰ってきた!?終わり!?」みたいな感じでしたよね。アニメじゃそんな話してなかったからちょっと期待しちゃったのに……ていうかキョロくん弄られ過ぎです。可哀想過ぎて部長の好感度下がりましたね。そして今回もサクサク読めました。読むのが遅い方だと思われる自分にしてはなかなか。40分くらいで読み終えれましたかね。普通のライトノベルもこれくらいのスピードで読めたら良いのに。2013/03/09
Yobata
24
アニメ化したから読んでみようかなと思ったが、1巻がないのでシリーズ2巻から読むという強攻策に出てみたが、問題は余りなかったwGJ部という部活で、個性的なメンバーと過ごす日常を描く4コマ漫画的ラノべ。季節は梅雨の時期から夏休みまで。4コマ的小説ってことで本当に4ページごとのSSだったので軽く気楽に読めたwイマイチ主人公の京夜の性格が掴めなかったが…。ゆるふわな話なので急激なストーリー展開は見られないだろうが、ふとした時にちょっと読むには最適なシリーズだと思う。しかしこの軽さの物に定価を出すのは…まぁいいかw2013/01/20
