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内容説明
退魔の刃・祢々切丸に貫かれた羽衣狐が発した言葉に激しく動揺するリクオ。そこには、依代に関する思いがけない真実が…。そして、ついに“鵺”安倍晴明が復活！ 圧倒的な力の前にリクオは…？ 京都編、完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nanasi
83
リクオ、宣言す。巻末に「放課後つらら独壇場」が収録されています。京都編終了。黒幕は"江戸百物語組"らしい。奴良リクオ三代目襲名。安倍晴明復活。完全復活まであと一年。2013/07/06
ゼロ
78
京都編完結！今回、安倍晴明が復活し、地獄に帰って行きました。急に地獄に行ったのは、力か何かを付けるためなのか。また羽衣狐が、転生した山吹の乙女であった。奴良組の味方であり、女子高生にしか見えない姿をしているが、母として、女性として、京都編を彩ってれました。そして、3代目となったリクオは、宴を開催する。京都編の後は小休止といったところ。ここから安倍晴明の打倒に向けて動いていくはず。2021/01/25
ヒロ＠いつも心に太陽を！
32
「え！鯉伴にそんな過去があったの？！」と二代目と羽衣狐（の器となった少女）との関係に驚きつつ、晴明との戦いはここで仕切り直しということで長かった京都編が終了☆リクオも無事に３代目継いだし、京都編は面白かったけど結構長かったからしばらく息抜きで違う話が読めるのが嬉しいな(´∀｀*)♪そしてやっぱりつららちゃん（もはやヒロイン確定でしょ）が可愛いすぎた〜シャリシャリ☆高尾山の烏天狗の奥さまも見られたしこのまま終わるかと思えば最後にちょっと怖めの新しい話が・・・！来月の新刊も楽しみ(*^ｍ^*)2011/06/18
藤月はな（灯れ松明の火）
32
彼女の過去と最期が切なくて仕方なかったです。羽衣狐も愛おしい我が子と出会うためにあんなに頑張ったのに・・・・。狂骨が「京妖怪は羽衣狐の殺生石となる」と決意したシーンも遣る瀬無かったです。しかし、当主にはなれないけれども秋房が妖刀作りの腕を買われたことやつららちゃんがテキヤさんから信頼されたことには安心しました。そして女子が軍服姿に萌える心がやっと分かりました。ああ、鯉伴さんっ・・・！牛鬼の傍から見たら素面としか思えないけれども酔っぱらいな姿に笑いそうになりました(笑)本当にあの酒宴に参加してみたいな～＾＾2011/05/07
柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中
19
決着は先送りで一段落、そして、いよいよ三代目襲名。圧倒的な力の差をどう埋めていくのか今後の展開が楽しみですね。2011/05/26
