ジャンプコミックスDIGITAL ぬらりひょんの孫 モノクロ版 21

著者名：椎橋寛【著】

集英社（2012/11発売）

• ISBN：9784088704029

内容説明

無事、渋谷を脱出したリクオに竜二が告げる百物語組の秘密とは…!?　そんな折、リクオの母・若菜を狙う幹部・珠三郎の計画を見破った首無。彼女を守るため、巧妙に仕組まれた舞台に挑む!!　緊迫の百物語組編、終結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゼロ]

前巻までは東京は地獄絵図となり、妖怪が人間を恐怖で支配し、物語は何処に誘うのか楽しみにしていたが、青行燈が暴れて終わりという幕引きは、微妙であった。百物語組の因縁は、300年前から続いていたが、リクオの無双っぷりには勝てず、撤退。山ン本さんは、三下な雰囲気があり、恐怖はありませんでした。さて、百物語組は解散し、次なる敵は安倍晴明。まさか子孫がいるとは…という展開で、次から恐山に行くようです。地獄に行き、強くなった安倍晴明に期待。

2021/02/09

[nanasi]

怪談・青行燈。巻末に番外編として「家長カナＶＳ万引きＧメン」が収録されています。鵺を倒して完結するのかな？

2013/07/27

[exsoy]

全然片がついたように見えないけど、一応山ン本編は終わった…んだよね？

2013/11/14

[藤月はな（灯れ松明の火）]

百物語編、完結。人間は危機になると真実すらも拒んで呪うから本当に化物より罪業深いモノだと思います。それでも信じてくれるという言葉や人が居てくれるのは何よりも心強いものです。清継君や皆、お疲れ様。２代目を笑わせてくれた若菜さんを護ろうとする首無はかっこいいです。しかし、自分を認めてくれた山ン本を喪った柳田が哀れに思えてなりません。そして京極夏彦氏の「百鬼夜行　陽」でも題材となった青い灯りを灯して怪を語り終ると出てくる青行燈を敵に登場させたのはナイスです。陰陽道で有名な御門院も登場してどうなることやら。

2012/04/14

[ソラ]

清継、首無しか憶えてない(笑)それは言いすぎとして百物語篇は終わったんだけどなんとなくすっきりとしない感じかな。面白かったけど。

2012/05/04