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内容説明
【デジタル着色によるフルカラー版！】雪代縁が十日後、神谷道場を総攻撃すると宣戦布告してきた。首謀者が、かつてその手で斬殺した妻・巴の弟・縁と知り、苦悩する剣心。しかし、薫達のいる今を守るため、闘うことを決意する…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
83
表紙になっている3人の関係性に踏み込んだ巻。まさか剣心が結婚していて、まさか剣心が妻を殺していて、まさか妻の弟から怨みを買っていたとは思わなかった。剣心は28歳だし、当時のことを考えると結婚していてもおかしくはない。その状況で、薫のところに転がり込んでいるのはやりますね。それで忘れられない妻・巴のエピソードが語られる。そう緋村抜刀斎 時代の剣心は、人斬りであった。半年で次々と人を殺す。新時代のためと言っても、知り合った女の人の前で血の雨を降らせるとは。まだこの過去篇は続く。2023/07/08
こゆ
16
30年ぶりの再読。小4と共読本。いよいよ人誅編、バトル開始。どんな弾丸もはね返す鉄甲を持つ戌亥番神vs左之助、十三の暗器を駆使する乙和瓢湖vs剣心。復讐するために集った仲間とはいえ、程度は様々でただ勝ちたいだけの戦闘バカも混ざっている模様。そして、剣心と死んだ姉、巴との過去話。巴と剣心の関係には驚きだし、抜刀斉だった頃の剣心は今とは別人で、そりゃ恨みも買うだろうなという生き方。実際の幕末にもこういうことがきっとあったんだろうな。縁の恨みは相当深そうで、志々雄編よりシリアスな展開になりそう。2023/09/18
読み人知らず
13
殺人者である主人公はなかなかギャップがあってよいかも。2015/05/06
大鳥かぐや
11
さすがに、京都編の十本刀に比べてしまうと戌亥や乙和は小物に見えてしまうなぁ。信念も何もない戦闘狂だもんな……復讐心が無いから、僕的に好感度マイナス。その点、縁の恨みの深さたるや……！ 斎藤さんや蒼紫、話に絡むの？(あるページに登場してるけど) そして、舞台は幕末の京都に移行。序盤は人斬り抜刀斎誕生秘話っぽい。ぶっちゃけ、薫より巴の方が美人に見える(性格の差かしら？) 二人はどうなっていくのだろう。2012/04/05
ユミリ
10
レンタル。剣心の過去が徐々に明らかに。敵は直接的に剣心と関わった人ばかりではないけれど、確かに剣心に恨みを持つものばかり。その中でも縁の恨みはかなり根深そうだ。なんたって、剣心1人では飽き足らず、東京中を破壊したいほどなんだもんね。志々雄編を経てぐっと距離が縮まった剣心と薫。縁と会って帰ってきた剣心を包み込む薫がとても温かい。弥彦の強い想いを受け止めて、ついに奥義の伝授。頑張れ弥彦！しっかしあの爆弾、あの絵柄！笑。まさかこんなところで吹き出しちゃうとは思わなかった（笑）2014/09/04
