内容説明
タイにまつわる意外な話や驚きの謎。“知っているようで知らない”ウンチクが凝縮された一冊。著者は第一線で活躍するタイ研究者。本書を旅の友にするもよし、本を読んで現地に思いを馳せるもよしの「謎解き文庫」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
20
タイにてタイ本を読む。国内外問わず出張で訪れる場所の本を読むようにしているのだが何度も行っているところだと読む本がなくなってくる。自分好みの本を見つけたと思ったら、再読でした。最後まで読んでも気づかず。最近そういうのが多いね、自分。さて、内容としてはバンコクに限らず、かなり行きづらい場所の歴史的役割や見どころを教えてくれているのでタイがわかればわかるほど楽しく読める。タイに何度も足を運んでいる人向けの本でしょう。今回は本書でも紹介されているカンチャナブリにも行けたので良しとしよう。2017/02/18
isao_key
5
現在タイ紀伊國屋書店でベストセラーになっている本。著者の柿崎先生は『物語タイの歴史』やタイの鉄道本の執筆があるタイ研究者。本書は6章構成で、序章でタイに関する知識を、第1章から第6章で、バンコク新市街、バンコク旧市街、タイ中部、タイ北部、タイ東北部、タイ南部と分け、各地域にまつわる話を興味深く教えてくれる。全ページオールカラーなのがうれしい。一般のガイドブックには載っていない薀蓄が1トピック3,4ページで解説されている。先日中国の3大悪女の一人、呂后の話を読んだが、本書にはタイの4大女傑が紹介されている。2015/01/08
てくてく
3
「謎解き」というのは注目を集めるための処方で、実際にはガイド本。ただ、著者がタイの鉄道などに関する著書も有する柿崎氏なので、うすっぺらいガイド本ではなく、読ませる内容になっていてよい。2016/01/03
Akihiro Nishio
3
先日読んだ「物語タイの歴史」の作者による地理的な本である。さすがにタイの鉄道オタクでもある筆者らしく、実際に様々なところに運んでいることが良くわかる(しかも鉄道で!)。こういう本を読んだだけで地名と歴史を覚えるのは難しいので、少しずつ現地に脚を運びながら、復習のためにその行った後に読むのが良いだろう。今度はバンコクから脚を伸ばさねば。2015/09/06
Ko
2
歴史、交通、文化が軽くわかり易く書かれておりざっくりと色々分かって楽しい。 タイ、タイ人の変わったところを解説してないのが他の類似の本と違い、タイに思い入れのある人でも軽い気持ちで読める
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