内容説明
古代史は、一般的に史料が少ないといわれています。その少ない史料に記されているのは、国家の歴史・権力者の歴史が多くを占めているといっても過言ではありません。けれども、都に生活した人々の何倍もの人々が、全国各地に生活をしていたはずです。そのことを語ってくれるのが「風土記」なのです。「風土記」には、「古事記」や「日本書紀」にはない「風土記」ならではの世界や現代にも充分通じる発想が盛り込まれていて、一度読めばその興味は尽きません。本書によって、「風土記」が明らかにする古代史の世界を味わい、古代史をより一層身近に感じていただければ幸いです。
目次
第1章 『風土記』の世界編(『風土記』って何だろう? 土蜘蛛とは何か? ほか)
第2章 『風土記』の神々編(朝鮮半島にゆかりのあるアメノヒボコとは何者か? オオクニヌシと国を造った小さな神スクナヒコナとは? ほか)
第3章 『風土記』と神社編(出雲大社の建立は「国引き」の後?「国譲り」の後? 伊勢神宮と伊勢国とはどのような関係にあるの? ほか)
第4章 『風土記』の成り立ち編(『風土記』はどのような人によって編まれたのか? 『風土記』の成立年代は? ほか)
第5章 『風土記』散歩編(万病が治る「神の湯」と呼ばれた!?玉造温泉 出雲国の神名火山の役割とは? ほか)
第6章 全国「風土記の丘」編(山形県立うきたむ風土記の丘 しもつけ風土記の丘 ほか)
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