内容説明
江戸百万人の台所である日本橋の魚河岸に突如、移転話が持ち上がった。私欲のために計画をゴリ押しする老中に「町人の望みが大切だ」と反対の声をあげた三四郎だが、この件に関わる人物が次々と殺されて――。巨大な陰謀に立ち向う三四郎は江戸の町を守れるか! 影の情報集団を差配する若き町年寄の活躍を描く、シリーズ第12弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
58
樽屋三四郎 言上帳 「おかげ横丁」12巻。うーん?ちょっくら話が大きすぎるのか、三四郎・百眼の活躍がスッキリしなかったかな、紋三親分の活躍もちょっと中途半端な感じのような。次巻に期待しよう。2014/07/19
蕭白
3
珍しく長編。新キャラ?も登場したのかも。何となく出たら読むシリーズになりました。2014/09/25
ゆ〜や
3
シリーズの最初の方にあった爽快感というか、スパッとした感じが無くなった気がする。町年寄としても半端、百眼としても半端、しまいには佳乃まで勝手気ままにくりだして、全体的なまとまりもなく、主軸もハッキリしない。最後は大岡と計って大円団的になってたけど、どうにも唐突過ぎてついていけない。今回の唯一良かったのは岡っ引きのもんなかの紋三親分がすごいかっこ良かった事位。いっそ彼がもっと活躍してた方が良かったんじゃ・・・と思う位三四郎が今回は イマイチだった。2014/04/13
姫梨
1
長編でしたがすっきりと読みやすいと思いました。ただ出てくる人々が多すぎてちょっと混乱しちゃいました(笑)2015/01/03
アリィ
0
江戸の話。町年寄やら岡っ引きやら、当時のいろんな役職、職業の人が出てくるのだけど、あまりそこらへんの詳しくない私はでてきた人がどういう人なのかという知識がなく、人間関係がつかめず苦労した。 ちゃんと江戸のことを知ってたら素直に楽しめたんだと思う。短編のような、つながった話で最後はすっきりした。2023/04/01
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