内容説明
雅を傷つけて落ち込む将悟を心乃枝が慰める。しかし将悟はビデオのことが気になり、戸惑ってしまう。そんなとき、清流会から抜けた衣楠が真実を知るために将悟の力になると誓ってきた。将悟は祖父の自伝を基に調査を始めるが、そこで浮かび上がって来た人物は意外な繋がりを見せ――!? 過去の真実が紐解かれはじめる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
碧海いお
7
ラブコメとしてはこれで終わりでいいような気がしますが、あと数巻。表紙が雅なのにこれは残念な気持ちに。2022/07/22
めもり。@社会人4年目
6
評価<★★★★★>遂に妹が判明!急転直下、驚きの展開、予想外の結末、果たして妹は誰だったのかーー!……うん、みんな知ってたよ。妹が誰かとか最初から分かってたじゃないですか。そんな状態でよく8巻も積めたなとそっちに驚きですね。というか飽きずにここまで読んだ自分を褒めてあげたい。まあ本当に妹が判明したのでシリーズ自体は区切り良く10巻、あと2冊出して終わりでしょう。ENDINGをどうするかですが実妹ENDでもよし、御都合主義のHAPPYENDでもよし、まあスク○ズ的BADENDだったら神作認定ということで。2012/10/30
Yobata
4
結局本当の妹はそっちだったって話。まぁ親たちがくどくど言ってるけど、悪いのは熊五郎。子どもに対してそんなことしかできないんなら産むなよって感じだった。もう一方も義妹になりそうな感じで終わったね(笑。最終着地地点がどんなことになることやら…2012/09/30
ヨコハマ
4
今まで妹の可能性がこんなにぶれぶれでは推理できないとか思っていてすみませんと言いたくなるほど突然大好物な展開になって驚いてます。正直今までの誰が妹かわかるかなという展開がほとんどどうでもいい要素であった事がわかったし作者の本命は禁断の愛と家族の形にあった訳で、まるでパソコンゲームのシナリオにでもありそうなシリアスで重い愛がテーマだったんですねと。二人の愛のため兄妹だという証拠探しから目をそらしたり自分の気持ちと実父の存在を天秤にかけたりとほんと今までの茶番は何だったんだというほど重いがぐっとくる展開に涙。2012/10/01
トンヌラ
3
こういった大人が親にはなってはいけないという風刺ならなかなか上手くできている。一企業のトップ達がやっている事ってのが始末に負えない。もっと狡猾にやれただろ。と……2013/07/24