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内容説明
命を賭(と)して枢を人間にすると誓う優姫は零(ゼロ)から自分の記憶を奪い去る。だが、枢は炉に心臓をくべ親金を継ぐ決意を固めていた。それを阻止すべく画策する純血種達。優姫、零、枢…運命に翻弄される3人を待つ終幕(フィナーレ)とは? 美しき吸血鬼(ヴァンパイア)伝説、ここに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
散桜
53
再読!特別版の方を買いましたが、中身は一緒だと思うので、こっちにも感想を。1から読んで、これで、落ち着くところに落ち着いたのかなと思います。前読んだときは、?!って感じで、よく分からなかったけど、ゆっくり読むと、なんとなーく、理解できたはずです。ただ、優姫には、できることなら一人を選んでほしかったなー、なんて思ったりします。まぁ、これはこれで良かったです。希望のある終わり方。とても綺麗でした。零も少し報われて良かった!( ;∀;)2014/02/22
扉のこちら側
36
初読。2014年472冊め。遠い昔から遠い未来へ。最後はもう少し時間かけてもよかった。駆け足ぎみ。2014/06/29
すみの
29
完結。柩の優姫への愛、優姫の柩と零への愛、零の優姫への愛を最後に読めて、長かった結末への道に感無量。共存のためには抑止となる武器が不可欠。しかし、炉の火が落とされ、柩が失った命を再び優姫によって与えられ、父として子供と会えながら、最愛の優姫には再会できない結末は悲恋ものだが余韻のある終わり方だった。心に哀しさは残るけれど。スピンオフで他のメンバー達のこと読みたい!2015/01/30
柚桜
23
大好きな人から自分の記憶を消すのはどんな気持ちなのかそれはきっとはとりさんにしか分からないbyフルバちなみにどうして枢様は優姫を受け入れたのか?分かりづらい!支葵と莉磨みたいにお願いします!見てて清々しいくらいの分かりやすさあんなに口数すくないのに(笑)まさか枢さまを牢屋に幽閉とかありえないんだけど。でも牢屋でも王子様な気品がペカーと…最後の最後で樋野先生が描きたかったことが率直に伝わってきた。自分が当たり前に受けてきた地上の光を感じて欲しかったんだって。なんてシンプルなんだ。たくさんの感動をありがとう2014/02/25
聡美
17
記憶を奪われ飢えなくなったなんて零は本当に優姫を想ってたんだなあ。ラストの男女は、優姫と零の子なんだろう。藍堂父を殺したのは演技…納得。そこまでするなんて。「僕の愛し方じゃ…君は心からは笑わないんだ…」そんな哀しいこと…そう思ったから、零に優姫を託すなんて…辛すぎる。哀しすぎる。優姫が零から記憶を奪ったのに、思い出すとか、零やばい(笑)そして優姫を守るために学園を守れと枢に呼びかける零かっこいい。優姫と零を抱き寄せる枢に感動した。玖蘭家の純血は途絶えたけれども、やっぱり、優姫と零で幸せになってよかった。2013/11/05