明治緋色綺譚（８）

著者名：リカチ【著】

講談社（2013/11発売）

• ISBN：9784063803938

内容説明

遠峰（とおみね）による侵食が進む――。再び津軽（つがる）と離れてしまった鈴（すず）。一方、春時（はるとき）は鈴を欧州へ向かわせるため佐之次（さのじ）に鈴を託す。だが、その行動が遠峰の興味を鈴へと向かせることとなり――？　緊迫する状況の中、鈴の恋心が大きく動き出す！　鈴の告白に津軽は――！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[wata]

左之次に春時に宗継、出てくる男性人がみんなヒドいので、津軽さんが特別に良い人に見えます。特に宗継なんて悪魔のような人で(怒)！

2015/08/22

[くりり]

まさに冷酷な遠峰はん、津軽はんが天使に見えます。

2015/09/09

[すい]

左之次の裏切りに胸が痛い。春時のことを思うと、尚更。

2016/09/12

[パンジャビ]

久しぶりに津軽との表紙。やっぱりこの２人いいな。本当にカラーが綺麗だ。さて話の方は、まさかのサノジの裏切り？！で晴時の方がピンチ！お互い利用してるつもりが、完全に遠峰が一枚上手？何したいの、あのオッサン。全て遊び？晴時の目的は、完全に鈴を守ることだったのかも…最初から。もう一度読み返してみると印象が違いそう。サノジも止むに止まれぬ事情がありそうだけど、しかし…そんな中、鈴は頑張ってるなぁ。何と津軽が堂々と忍び込んでくるなんて驚き（笑）その飄々とした所が好き。鈴も想いが溢れてつい告白してしまい。可愛い。

2015/01/31

[みとと50]

インチキ眼鏡が最低のクズなのは分かったけど、もー、津軽ったら本当いい所で登場するんだから。ホッとしたよ。人を不幸にしかしないやつにはお仕置きだね。のし上がるために邪魔なものは排除する人なのは分かったけど弱点ないのかしらね。左之字もどーなるの？？不幸になる様しか浮かばない。悪い奴じゃないのに人に翻弄されてなんだか哀れ。河内、自重。

2013/10/11