内容説明
レストランの調理場で男性が殺された。コック見習いの井上博夫が、シェフの大倉果林と何者かが言い争っていたと証言。警視庁捜査一課の今野真弓は果林を連行する。しかし証拠不十分で釈放へ。そして新たな殺人事件が発生。現場へ真弓が急行すると、そこにはなぜか果林が! 調理場の事件とは一転、「私が殺しました」と容疑を認める。彼女に何が?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
26
もう定番シリーズと言ってもいい気がする本シリーズ。二人の関係性は不動でぶれることは全くなく…。こうなると逆に何かを求めてしまうのは、無い物ねだりなんでしょうねー。刊行ペースが早くて、もう次巻が出ちゃってるので、、今度は早めに読みます。2013/02/07
あゆみ
19
★★★★★ このシリーズ好き。読むのが楽しくてすぐに読み終わってしまう。淳一が素敵!道田が毎回ひどい扱いを受けているがそれもこの作品の魅力。2016/05/15
白雪ちょこ
15
今回もとても面白かった。 安定の道田くんだが、今回に至ってはさらにぶっ飛んでいる行動力に、もう笑いが止まらない。 彼は本当に、場を和ませると言うか。 そして、相変わらず主人公である真弓と純一のラブラブっぷりが、本当に可愛らしい。 古さを感じさせないところも、作者の才能であると思う。
ハゲおやじ
11
第9弾。5つの短編から構成。純一と真弓の掛け合いと道田の天然さは相変わらずで 安定の面白さ。難しい事を考えずに ゆる~く考えられる人は、この本は合っている。私には、とても合っている。ホッと出来るのだ。「無理が通れば…」って気分悪くなる奴だし「知らぬが…」は人間不信になりそうだ。こういう本って「バカバカしい!」と怒りそうな人ばかりになった世の中では厳しいかなぁ。次も読むぞぉ~!2023/06/21
nemuro
8
6月14日、札幌に発つ前に女満別空港の売店にて購入。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ第9弾の本書を、例によってサクサクと読了。読めば読むほど、いかにもテレビドラマ化しやすそうなシリーズです。2013/06/24