徳間文庫 夫は泥棒、妻は刑事２３泥棒は幻を見ない

著者名：赤川次郎【著】

徳間書店（2025/03発売）

• ISBN：9784198950118

内容説明

１９４０年から愛されて４５年！
元祖ユーモアミステリー「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ第２３弾！

子どもを虐待死させた男が殺された。
その死体には日本刀の太刀筋が！

泥棒の淳一と刑事の真弓夫婦は、〈夜のニュースワイド〉のプロデューサー・めぐみとともに事件の真相を追い始める。

その一方で、ある男が出所する。
殺人の罪で二十年服役していたのだ。
裁判当時、彼が殺人の動機を口にしなかったことに違和感を覚えた淳一は……。

〈目次〉
プロローグ　
１　乱世　　　　　
２　順序　　　　　
３　灰色の世界　　　　　
４　札束　　　　　
５　失意　　　　　
６　疑惑　　　　　
７　恩人　　　　　
８　はかりごと　　　　　
９　世直し　　　　　
10　幻影　　　　　
11　来日　　　　　
12　友情　　　　　
13　幻の計画　　　　　
14　幻の刀　　　　　
15　閉じた記憶　　　　　
16　声の宴　　　　　
17　秘密の話　　　　　
18　宴の前　　　　　
19　機会　　　　　
20　生か死か　　　　　
21　清算　　　　　
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[LUNE MER]

複数の事件が絡み合っているが、赤川次郎作品としては調和不足という印象。取ってつけたような登場人物が多い気がするのもその一因かも。熊田ファミリーが本作のお気に入りキャラで、彼らのパートをもっと深掘りして欲しかった。

2025/07/10

[小梅さん。]

このシリーズは久々だけど、刑事と泥棒の夫婦、今回も大活躍♪ 今回の凶器は日本刀。 被害者はみんな、とんでもないろくでなし。 なんだか、「妖刀」が人をあやつっているのかと。 過去の事件からの因縁に妄想やばすぎのストーカー。 身勝手な「会長さん」もいるし。 でも、そんな中、あのロマンスは素敵だった。最高！ しかし、カバーの女性は真由美？だとしたらずいぶん幼く見える。淳一との「運動」になだれこみもなかったし、ひょっとしてターゲットの年齢が下がった？

2025/06/09

[小春日和は秋]

刑事と泥棒の夫婦シリーズ、久しぶりに読みました。

2025/04/10

[よっしー]

結構厚くて読み応えもあったと思う。昔はあまり感じなかったけど、考えてみれば道田くんってかなり不憫だよね。彼に春が来ると良いな…。

2025/10/12