内容説明
清六と四郎は四十年以上「四六漫才」という名で芸人を続けているが、勢いを失い客も入らない。そんな二人に奇跡が! 舞台上に乱入してきた男を清六が鮮やかに倒したのだ。会場は大盛り上がりで一躍彼らは時の人に。だがその映像をTVで見た今野淳一は「あれは間違いなく相手を殺すための技だ」と見抜く。清六の過去を探り始めると謎の殺し屋組織に狙われていることがわかり……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白雪ちょこ
23
今回も、読みやすさに関しては面白かったが 、内容に至っては相変わらず。 最初に出てきた、年寄り漫才師の2人が一番 関係しているのかと思いきや。 まさかの、全然関係なかったとは(笑) 思い違いから起こった様々な事件や、登場人物の多さも相変わらず。 最後の犯人達のオチに至っては、後味が悪く 一番すっきりしなかった。 他の重役たちも、あっけないところが何とも言えず。 もやもやしつつも、真弓と淳一の夫婦のラブラブっぷりは健在だが、道田くんのアホさが一番面白かった(笑)2023/07/14
coco夏ko10角
17
夫は泥棒、妻は刑事シリーズ第17弾。長編6冊目。262Pの展開が意外でびっくり。淳一がいつも以上に色んな人に親切にしたり支えたりしててすごい。道田君は今までに比べると出番は少なめだけど、命の危機はいつも以上(汗2014/03/22
鍵ちゃん
6
清六と四郎は40年以来「四六漫才亅という名で芸人を続けているが、勢いを失い客も入らない。そんな2人に奇跡が!舞台上に乱入してきた男を清六が鮮やかに倒したのだ。会場は大盛りで一躍、彼らは時の人に。だがその映像をTVで見た今野淳一は「あれは間違いなく相手を殺すための技だ亅と見抜く。この手の話にしては、面白かった。2020/08/14
水ホ
3
道田くん、そろそろ死ぬんじゃないか?2014/03/08
みちざね
2
もはや複数の心臓を持っているのではないかと道田君を疑ってしまう。でも思いは一つなんだな。2014/07/02