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内容説明
セントクレイオ学園をマスコミに公開すると決断した史良。しかしその結果、学園の生徒に犠牲者が…。自らの重責に耐えかねた史良は、マリ・キュリーとともにダ・ヴィンチ財団から脱走をはかった。「ただの人間」として外の世界で生きようとする史良は、そこで束の間の幸福を味わうが、ダ・ヴィンチが放った刺客により追いつめられてしまう。一方、悲劇のヒーローとして自らその身を晒したヒトラーは、世間からの支持を集め始めており…。クローンとはいったいなんなのか。その価値は。存在の意味は――深淵へと近付く物語、第8集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
7
表紙は眼鏡だったのか…まさか一休はただの眼鏡置きとは…公開により変わっていく世界。クローンとはモノであり裏がある思いたいベンジャミンとあくまで商品とする学園長の言葉の掛け合いは興味深い…ラストの史良の言葉がクローンの生きる意味の1つの正論な気がするのがすごく悲しい…2016/08/17
☆kubo
7
クローン・ビジネスってことは、偉人のDNAとか関係なくて、ただのモデルコードみたいなもんなのか?だとすると偉人の生き方に縛られてる彼らが哀れなんだけど。今回も巻末マンガが(笑)2013/04/07
よねはら
5
表紙の一休の良い笑顔は何だったのかと!帯のアオリ文は何だったのかと!!まあそれは置いときましょう。偉人クローンだから人が集まり、偉人クローンと証明できなければただの道化ですか。「偉人」や「クローン」といった記号が全てを歪めているなあと改めて感じます。残酷。次はいよいよ黒江さんの過去が分かりそうですね。2012/08/04
とし
4
彼らは「キミたちは偉人のクローンだよ」と教えられて育つわけだがそれはある種の洗脳なのではないだろうか。人格形成の8割が環境であるなら自称キリストはその暗喩か?史郎はセントクレイオ創始者のクローンだと「教えられた」わけだが、その創始者がどんな人物だったかすら知らない。それがその人物のアイデンティティになりえるのか。2012/08/05
トモ
3
キリスト、意外と本物だったりするのかな?そういえば、キリストのクローンはでてきてないなぁ。2012/08/07