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内容説明
自分自身も、己の父・神矢も、ともに学園創始者である黒江の父のクローンであることを知らされた史良は、混迷の中でヒトラーと再会。ヒトラーは共闘を呼びかけるが、史良はこれを拒否。セントクレイオに戻り、ヒトラー達と全面対決することを決意する。
そして世間からのバッシングが続く学園では、理事長・ロクスウェルが秘策を…?
IKKIを代表する、スエカネクミコ氏渾身の新感覚ファンタジー連載、第10巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よねはら
8
今までかなり焦らされてきましたが、ようやく戦いが始まりそうです。一休の悟り方は実に一休らしいなあという印象を受けました。ヒトラーがロクなことにならない未来が見える気がしますが、一人一人がどのような決断をするのか見守りたいところです。2013/11/08
sskitto0504
6
変わった史良…ナポレオンや一休のやり取りで少し重いムードがなくなると思ったところでの一休に突きつけられる現実がまた辛い…クローンも普通の人も同じように生きているだけなのにな…2016/08/22
エチゴヤ
6
表紙のタイプが今までと変わった。今回の表紙かっこいいな。偉人クローンの生きる意味というテーマが普通の人間の生きる意味にも近くなって来た感じ。今回青春ぽい話だったなあ。今までほとんどなかった一休のストーリー展開への絡みと、プロトタイプ世代のジャンヌおばさんがとっても嬉しかった。ヒトラーが可哀想・・・変なフラグ立ちまくってる。2013/12/07
☆kubo
5
ナポレオンが開き直って(笑)、クローンとしてのあり方の違いを見せる事でヒトラーと対立する感じに。この後は段々ヒトラーが壊れていくんだろうか…2014/12/28
風鈴黒餡
4
「偉人のクローン」である事なんてただの初期設定であって、それを使うか使うまいかは自由、という事に学園を出てやっと気付く巻。なのだけど、丁寧にやるのは良いが、最初から読者の大半が思っている感想を10巻まで引っ張るかね、と思わないでもない。彼らの思考が一歩進んだ事で、読者が漠然と抱く不安にフロイトが追いついて、さあ話はこれからという所で、ナポレオンとヒトラーのカリスマ対決という盛り上がりを見せる。いやあ、偉人クローンを題材にして、こういうのやらなかったら嘘だよ。しかし女の子が普通にエロいな。2013/11/13