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内容説明
人を超えた教祖の狂った教義が、“殺意”となって迫る。--永遠の夕暮れに包まれ、すべての停止した世界・止界(しかい)--。「霊回忍(タマワニ)」を制御し生きたまま異形の神になった佐河(さがわ)。その口から発せられるのは、真純実愛会(しんじゅんじつあいかい)の教義の真の意味。そして実行される「虐殺」という行動。それは宗教ではなく理論の実践--。止界の神になった佐河と止界に馴染む者・佑河(ゆかわ)家が接触する時、それは再び世界が動き出す前触れか--。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanon
23
約一年振りの刻刻。...あれ?まだ六巻出てないよ?(笑)しかもこの巻の次巻予告で”2012年冬発売予定”って書いてあるし...あれ?2013年ですよ?(笑)まあでも良いんです。これだけのクオリティの漫画を生み出してくれるなら。緊迫感とかわくわくする感じはめちゃくちゃこの漫画から得ることが出来る。でも、登場人物は終始笑わない。笑顔が無いのにわくわく出来るか?出来るんです。キャラの言動とかも冷静だったりする、いや、というかそもそも、この漫画自体の雰囲気がクールだ。面白いな~。もうそろそろ六巻出るころかな?2013/02/12
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
16
止界での佐河の変化というよりも進化、止界と人間の関係がいよいよ明らかになりそうで、面白い、面白すぎて待ちきれないので、雑誌の連載も追い続けることになってしまった2012/04/02
しましまこ
15
ギャー!キモイ、エグイ!全っ然わくわくせんわ。2017/09/24
ぐうぐう
10
止界。時間が止まった世界だからこそ、人間の内なるものがより鮮明に見えてくる。帯にあるように、この世界で動くのは殺意のみ、とするならば、その最大の象徴は、神ノ離忍の力を得て、異形の存在となった佐河だろう。登場人物の一人は言う。「欲望のために他人を殺めるケースは色々あるだろうが その欲望の種類が探究心というだけで なんとも言えないこの違和感 自分の体すら躊躇なく実験材料にするあの感覚…… 停止しているだけに見えていたこの世界を 佐河が変えた気がする」。唯一動く殺意が、止界を変えるのか。2015/01/12
レリナ
9
佐河が化物になった。これ誰が倒すのだろうか。樹里の能力とじいさんの能力を駆使しても、気づかれて反撃される。佐河の目的が達成されつつある今、彼を止めなければ、止界から世界が解放された時に驚異的な存在になりかねない。足をもいでも再生する化物、打開策はあるのだろうか。終盤佐河が話さなくなったが、自我はあるのだろうか。次巻に期待。2018/01/03