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内容説明
本石の破壊――自らを犠牲にする樹里(じゅり)の“選択”は、止界(しかい)での戦いの様相を、大きく変えた。佑河(ゆかわ)家側に寝返った潮見は、これまでの確執を解消すべく、自分の知る佐河(さがわ)について語る。そして明かされる、佐河の“真の目的”――。佐河との戦いを、未だ回避する方法を探る樹里に、潮見(しおみ)はまた、無情な現実を突き付けた。一方、神ノ離忍(カヌリニ)を操る能力を手に入れた真(まこと)は、貴文(たかふみ)と飛野(とびの)と共に、佐河の行方を追うが――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
16
父ちゃん、わくわくしたいんだ!(笑)2017/09/24
腰ナス
10
樹里と真の強さがハンパないけど、それを超えて佐河の強さ、というよりしぶとさが凄い。ただ佐河も一人の人間だということがわかる。お父さんの調子乗りっぷりが癒し2015/05/10
ぐうぐう
10
「過去から未来へ 人は皆 同じ速さで 時の流れに運ばれている(略)俺達は今 “瞬間”の中に留まって 人が本来動けない速さで動き またそれに身体が耐えうる状態を得ている」。想像を絶する速さで動く者には、世界が停まったかのように見えることを漫画で最初に表現したのは、たぶん石ノ森章太郎の『サイボーグ009』だろう。『刻刻』は、『009』の加速装置表現をもっと突き詰め、停まった空間で生きる人々の物語を描き出している。そして、停止する空間から望む世界は、逆に時間の束縛から解き放たれ、ある力を手にする。(つづく)2015/01/17
たっきん
9
お父さんの存在のおかげで何とかダレずに読めてる…と思ったら、あああーお父さーん!! しかしそれでこそお父さん…。これはよい表紙詐欺ですね。2014/02/13
645
9
帯の宣言通り鬼気迫る展開に興奮しっぱなし!佐河の過去や生い立ちが語られたが、全くぶれない樹里の精神の強さには驚かされる。この二人の対照的な考え方や対立に焦点が当たりより話は深みを増していると思う。潮見の見解を聞き佐河は増々人間離れした思考に突き進むのかと思いきや、あくまで根源は自身の経験によるもの。生きる意義を求め続けているという人間臭さが良い味を出している。共感は出来ないが同情し得る敵だなぁ。窮地に際し、より異形と化した佐河…止界からの脱出はどうすれば?クライマックスだな。親父は頑張ったけど最後(笑)2014/01/03
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