内容説明
「居眠り番」に左遷された北町奉行所の元筆頭同心・蔵間源之助の息子・源太郎に縁談が舞い込んだ。南町の豪腕同心・矢作兵庫助の妹・美津との見合いの翌朝、思わぬ事態が起こった。兄妹二人で生きてきた矢作兵庫助が殺人の疑いで捕縛されたというのだ。兄の無実を晴らすべく妹は源之助に“影御用”を願い出て……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
50
居眠り同心 影御用「同心の妹」6巻。源之助さん今回は自らの影御用でしたね、息子源太郎さんと美津さん爽やかでしたね次巻で進展はあるのかな。2017/03/17
だいしょう@SR推進委員会
9
閑職に追われたものの影御用として事件を追い続ける源之助。そんな彼の息子に持ち上がった縁談。娘は、気立てがいいし、息子より剣の腕もいいし、度胸もすわってるし…ただ兄の同心に問題ありだった。前半で話が読めたなと思ったが、わはは、コロリと騙されました。今回主人公のアクシデント?がとぼけた感じで、いい空気抜きになってたかも。息子の縁談話はまだちょっと続きそうなので、これからはそれが楽しみだな。2012/06/13
あかんべ
5
見習いだけどもう少し源太郎の出番があってもいいと思うが、やっぱり現役にこだわる源之助に隠居してもらわなけれが出番なしか。美津が妻になりそうだが、灰汁の強い兄、兵庫助との関係が興味わく。2015/03/24
まりりんりん
2
見習い同心の源太郎に見合い話が持ち込まれる。見合い相手はずば抜けて美人ではないが、溌剌として気立ての良い娘だが、その兄は剛腕と名高い南町の同心。しかも源太郎とその兄の初顔合わせは最悪の印象を残して・・・。最後にどんでん返しありで、スッキリとした。源太郎とお美津の恋物語。続きは次回かな。2012/09/17
いえのぶ
2
閑職に左遷された元辣腕同心とその息子の見習い同心を囲む人々に起きる事件を解決する。さわやかな恋もあり楽しく読めた。2012/03/08