内容説明
例繰方(れいくりかた)幹部から影御用。
凄腕与力が下した吟味に疑惑、再調査せよ!
同心の死に事件性はなし? 吟味方切れ者与力の沙汰に居眠り同心が斬り込む!
伝馬町の牢の盗賊は本物? 岡っ引京次、捨て身の潜入!
北町奉行所の元筆頭同心で今は居眠り番と揶揄される蔵間源之助の許に、例繰方与力の桃井陣十郎が訪れた。配下の同心が大川で溺死したが、その死に事件性はなしと断じた吟味方凄腕与力の判断に疑念があるといい、内密に調査してほしいというのだ。一方、伝馬町の牢屋敷にいる盗賊「風の清次郎」が本物か否かを調べるべく、岡っ引京次は罪人に化けて牢に潜入したが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
104
居眠り同心 影御用「悪手斬り」16 巻。源之助と善右衛門の囲碁対決から事件が発生、京次さん罪人になりすまし牢屋敷に潜入捜査、大変な役目でしたが事件は解決、何時も楽しく読めますね。2017/10/15
goodchoice
0
早いものでこのシリーズももう16巻となり、こんなに続くとは思わなかった。今回は源之助の碁仇をめぐるところから展開し、囲碁が話の中心となっていて、結構楽しめる。安定した楽しさがあり、まだまだ楽しませて欲しい。2015/05/09
もとさん
0
いつもながら仕込みの割りに最後が早い・・・2015/04/23