ありをりはべり（６）

著者名：日向なつお【著】

講談社（2014/07発売）

• ISBN：9784063408560

内容説明

「この部は、私たちが思っていたよりずっといい部になったじゃないですか」旅立つひと、見送るひと、訪れるひと。みんな道の途中。――進級を控えた地歴部メンバーに危機迫る！　学校側が提示したふたつの条件をクリアしないと、なんと部がなくなってしまうことに！　走り回る棗（なつめ）たちに「救いの神」は訪れるのか……？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[エンブレムＴ]

穏やかに時は流れ、季節はめぐり、別れと出会いがやってくる。卒業式エピソードに「おなじみの人が去って行くのって寂しいなぁ」と、しんみりしたのですが・・・何？あの予告編。先輩ら、去って行かないんですかい！？（笑）この巻は、新顧問の小野寺先生や新入部員の宮部さんのグルグルっぷりに共感どころがいっぱいで面白かったです。宮部さんの、戸惑いながらも手探りで友情を深めていく感じとか、すごく好き♪・・・タテナミ様の登場は、表紙とあとがきのみですかｗこのシリーズ、メインキャラほど影が薄いような気がしないでもない・・・。

2011/11/29

[キキハル]

のんびりまったりなシリーズも季節は移り替わります。春です。人も環境も変化する季節です。地歴部には巨石フリークな小野寺先生が新顧問となり、不思議な新入生・宮部さんが入部してきました。前部長は東京に行き、普門寺さんも卒業。そして棗と藤島くんは２年生に。お話では「温泉の女神様」が良かったです。メイちゃんはお兄ちゃんが大好きなのに意地を張ってたのね。熱を出しちゃったメイちゃんが可愛かった。兄妹が二人そろえば、旅館の将来は安泰でしょう。温泉のぬくもりが恋しい夜にあったかな一冊です。

2011/10/21

[まりもん]

レンタル。卒業＆進級と同時に新顧問探しと新入部員集め問題が。でも残った部員なりのやり方で問題解決できて良かった。新入部員の宮部さんはちょっとネガティブっぽいけど頑張って欲しいな。

2013/11/29

[ヒロ＠いつも心に太陽を！]

わーん！！部長は東京行きが決まったし普門寺先輩と神林先輩も卒業しちゃったよぅ(;□;)！！地歴部のベストメンバーだと感じていただけに残念・・・。でも時間の流れは止められないし、みんなそれぞれの道を歩いていくんだもんね。別れがあれば出会いもある、ということで新しい顧問も決まり新入部員も入って、これからの地歴部にも期待しよう☆とか思ったそばから、次巻の予告は部長や普門寺先輩も遊びにきて地歴部一行で神有月の出雲に旅行とな？！棗と須佐の恋がいよいよ動きだす？！早く読みたい〜(*^□^*)！！

2011/10/16

[ぐっち]

山岡先輩が遂に大学に…ちょっとさみしい…あ、あれ次巻予告に出てるのは何故？温泉の話もよかったです。

2011/10/29