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内容説明
雛祭り、御神(おみ)渡り、庚申待ち、八十八夜。地歴部の皆で過ごす新しい季節は、やっぱり面白いことが満載! 棗(なつめ)も、新たな神様との出会いや、その悩みにドキドキ……。なんと、あのタテミナ様の奥さんにも、ご対面することに――!? 神様は、ちょっとゆかいなお隣さん。元祖雛人形に、告げ口3匹、倦怠期の夫婦まで!? 助けられたり、助けたり。棗と神様たちの不思議な関係。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
34
季節の移り変わりをゆっくり丁寧に追いかけて、描いているのは『今』という時のかけがえのなさ。「くり返していても、そこにあるのは去年とは違う命。そしてそれを感じる私たちにとっても『今』は今だけのもの」言葉をかみしめるように読みました。この巻では、タテナミ様の奥さんが新しく登場し、地歴部の3年生は卒業・・・3月にまつわる出会いと別れをしみじみと感じていたんだけど・・・。部長ったらwwwww・・・雛祭りは、元は厄払いの色合いが濃かったんですね。祭事というものの役割って、単純で、それでいて深いですね・・・。2011/01/25
まりもん
22
レンタル。部長が受験に失敗しちゃうなんて。でも毎日のように部室に来て畑仕事を始めちゃうなんて型破りな人だなぁ。2013/11/28
ヒロ@いつも心に太陽を!
22
相変わらずほのぼのしていて描かれる神様や神霊たちが可愛い♪今回は雛祭り・御神渡り・庚申待ち・八十八夜がEpの中に織り込まれていて「へえ、そもそもそんな行事(風習)なんだ!」と改めて日本の文化を知ることが出来る。棗のように神様がはっきり見えるわけじゃないけど「見るってことは感じること。」日本には春夏秋冬の美しい季節があり一日とて同じ瞬間はない。人との出会いだって旬のもの。自然に生かされていることに喜びと感謝を感じながら、毎日を後悔しないように生きれたらきっと素敵な毎日だろうと私も思うよ(*^O^*)2010/08/19
キキハル
18
のんびりまったり読めるシリーズ。恋のドキドキ感はないけれど、季節感に溢れています。特に「桃の節句」のお話が良かった。我が家でも毎年お雛様を出します。娘のは段飾りですが、私のは共に半世紀を過ごした骨董もの。屋根のついたお社にお雛様とお内裏様が並びます。階段下には三人官女や五人囃子。古ぼけて出すたびにどこかが傷んでいますが大切な宝物。やはり祖母が買ってくれたそうです。ひなあられとちらしずしを食べるだけですが、楽しい行事でした。そんなことを思い出しながら、懐かしい気持ちで読みました。2010/08/13
ムック
15
御神渡りの話が好きだった、タテミナ様のダメっぷりがもう…永く生き過ぎてるからなのか単なる性格なのか。人形、三尸の虫、八十八夜など為になって面白い~。2012/01/26