ありをりはべり（２）

著者名：日向なつお【著】

講談社（2014/07発売）

• ISBN：9784063407969

内容説明

部室棟事件のせいで学内のフシギ系便利屋になってしまった地歴部。神様が見える棗（なつめ）は、唯一そのことを知る須佐（すさ）と一緒に、妙に人間くさい（？）神様たちの悩みを聞くことに！　一方、部内には「恋」という名のさらなる難問が――!?　瓶の付喪神（つくもがみ）が流す涙の理由は？　人間に恋しちゃった神様がストーカーに!?　神様の行列ができる女子高生が、困った神様たちの問題を解決しちゃいます！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[エンブレムＴ]

子供も大人も、人とのつながりの中で心を曇らせていく。周りから浮かないように合わせてるのが正しいことなのか、己が発した言葉は本当に自分の言いたいことだったのか・・・。この巻は、誰もがトゲのように心に残す小さな痛み、『後悔』という気持ちを真正面から描いていました。重いテーマだけれども、どこか心温まる読後感でした。・・・あー、でも・・・これだけは言いたいな～！「普門寺先輩！どんな趣味だよっ！？考え直すのは今のうちだぞ～！！」（爆）

2011/01/23

[まりもん]

レンタル。部員も増えてなんだか楽しそうな部活になってきた。普門寺先輩の恋は棗にも気づかれるぐらいバレバレなようだけど、部長は気づいているのかな？

2013/11/28

[ピち子]

◆再読／売却済◆　【○】　主人公“棗”の目を通して見ると、神様がとても身近な存在に感じられる。　特別だと思っている事は案外普通で、普通に考えている事は結構特別なんだと、優しく気づかせてくれる作品。

2011/10/30

[コマツ]

【漫喫】巫女バイト話のラブっぷりにびっくりした。「似合っ」って須佐くんｗ確かに髪の毛つけた棗ちゃん可愛かった。手つないで初日の出とか、これで付き合ってないとかいわせない。

2010/09/12

[キキハル]

突然ですが、私はミーシャが好きです。でもどうも、ETっぽく見えてしまうのは何故でしょう。頭が大きすぎるからなのかしら？タテミナさまの奥さんだって気になります。まさかミーシャってことは・・・ないよね！？どのお話もよかったですが、やはり一番のトピックは神さまの行列でしょうか。神様なのにお守りを買うって、いったい・・・。我が家にも歳神様が来られるんでしょうね。鏡餅を大きいのにしようかしらん？登場人物たちのそれぞれの進展が気になります。いざ三巻までしばし待て、っていうところでしょうか。

2010/06/12