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内容説明
真夜中に学校へ忍びこみ、自分たちの教室を“クソムシの海”にした春日(かすが)と仲村(なかむら)。高揚した一夜が明け、犯人だとバレる覚悟で春日は登校するが、偶然が重なり、変質者の仕業ということで片付けられる。だが、プレッシャーに耐えられず苦しむ春日。さらに、本当は春日が犯人であることが、彼女である佐伯(さえき)にバレてしまう!!「別れよう」佐伯に言う春日だが、彼女が出した衝撃的な答えとは……!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
172
仲村さんのむちゃくちゃな所の深層を知りたいな。しかし佐伯さんも中々すごい人だなと思う。2018/07/18
kanon
51
”私…いつも思ってたの。向こう側には何も無いんじゃないかって。世界はそこで終わってて、その向こうは真っ暗なドロドロがずーーっと、死ぬほどぐちゃぐちゃしてるだけなんじゃないかって”―仲村が言う『向こう側』…それを見ようと…でも一人じゃ無理で…春日を利用…いや一緒に…あの峠を越えようって…でも春日の心はまだ定まっていなくて、いや奥底ではもう確固たる何かがあるのだろうけれども、その時点ではまだブレてて、結局二人を惑わすことになってしまうのであって…これは本当に「変態」なのだろうか、と。思ってしまった次第です。2014/01/16
海猫
44
読了。2013/04/10
イーダ
38
膨らむ自意識、自己肯定と自己否定。巨大な自我。仲村さん、春日くん、佐伯さん。3人に共通しているのは「虚無」な自分を否定して巨大な自我で虚飾しているところのように感じました。2015/04/21
ソラ
30
C:何か自分の変態性を刺激されるようで正視に耐えられなくてさーっと読んでしまった。面白かったけど2013/04/28