惡の華(6)

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惡の華(6)

  • 著者名:押見修造【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2012/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063846812

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内容説明

「……春日(かすが)くん、明日捨てようか……これからの人生全部」――佐伯(さえき)に秘密基地を燃やされ、途方にくれる春日。だが、仲村(なかむら)のためにも夏祭りを諦めきれず、計画実行を模索する。そんな彼の前に、基地の燃え跡に残された「計画書」を携えた警察がやってくる。そのノートには春日、そして仲村の名前が記されていた! 少しずつ焦り、追い詰められる春日の前に、髪を切った佐伯が現れ……!?

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

164
もはややってる事がテロリストみたいに見えてくる。こうやって大人になって行くのかなぁとしみじみ思ってきた。2018/07/25

kanon

58
「でも この世界は どこまで行っても灰色なんだよ」―もうどこに救いがあるというのか。なんかもう、既に思春期とかそういう問題だけじゃ収まらなくなってる気がする。もっと大きいもの。でも「どこへ行っても 私は消えてくれないから…!」という仲村さんの言葉。ほぼ初めて”クソムシ”以外の言葉を吐いた。もう正直自殺する人の言い分にしか聞こえない。春日には二つの選択肢があった。でもそのぐっちょぐちょの道を選んだ…ただ単純に好きな人についていく、という想いからなんだとしたら、本当に真っ直ぐで純粋な話だよな…形はどうであれ。2014/01/17

海猫

36
読了。2013/04/10

PSV

31
みんなバラしてやる!! 警察にも先生にも町中の人達に!! 仲村とふたりで犯罪者の変態になればいいッ!!  ★★★★☆  次、いよいよ祭りジャックですね。いやぁ、結末知ってるだけに痛くてなんか、切ないなぁ。2012/06/27

うさみP

19
クソムシの思考に支配される春日君と仲村さん。おいおい、親まで泣かせるなよな。行き着く所まで来てしまった。確かに、この世はどう仕様もないクソムシの世界であり、向こう側なんて存在かもしれないけど、自分の捉え方次第でこの世界はどんな風にでも変わるんだよな。2013/04/25

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