ビームコミックス<br> どこか遠くの話をしよう 下

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ビームコミックス
どこか遠くの話をしよう 下

  • 著者名:須藤真澄【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2018/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047349674

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内容説明

チロの前に突然現れたプラティーノは、未来からの旅人であった。彼はなぜ、時空を超えてやってきたのか……。ふたりが出逢った意味とは……。
“ここではないどこか”へ誘う渾身のファンタジー長編作、心震えるフィナーレ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

36
贈り物にしよう。須藤さん初読みでしたが、良かった。プラティーノの謎が解き明かされ、またチロの村の時代背景も語られた。絶望しかない世界から希望を求めてタイムトラベラーに志願したプラティーノ。それは自殺にも等しい破滅願望にも思える。喪われた妻、二度と会えない娘の為に未来を変える旅に出る。戦争は止められない、ならば土質改良による未来変革を。不可能だと解ってはいても。チロたちに遭えたことで、未来を見上げる希望を持てたプラティーノ。きっと未来は暗闇ばかりじゃない。2018/08/25

てんてん(^^)/

10
思った以上にSFだった。プラティーノのしたことが、未来世界を変えられたのか、知りたかったけれど、プラティーノ自身もそれを知る術は無いのであえて描かれないのかなと思う。大事な人を失ったチロとプラティーノだから、この後の人生を支え合って幸せに生きてほしい。 ところで、正直なところ、多少咀嚼不足に感じたのも確か。この世界に起こった事もふわっとしているし、それに対して起こしたアクションもふわっとしていて、何が起こっているのかわかりにくい。もう少し巻数を重ねて丁寧に描写しても良かったのではないかと思った。2018/08/31

コリエル

8
遥か未来、冬の世界で大切なものを奪われてやってきたプラティーノ。未来に残してきた娘のために、希望を与えてやりたくて彼は種を蒔く。美しいと感じた世界を、たとえ娘に贈ってあげられたとしても、もう会えない。なかなか悲しい話だけど、チロたちと出会えたことは大きな救いだったね。2018/07/13

ツキノ

8
再読。靴が語る、自分の任務。チロとおばあちゃん、そしてプラティーノの決着がいい。過去から現在、そして未来へつながっている自然、おもい。2018/04/18

わち ⊱^>ω<^⊰ฅ

8
感涙…。つらいけど、やっぱり優しかった。 欲を言うと、娘さんが おみやげ受け取るとこ見たい!2018/01/20

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