イシュタルの娘～小野於通伝～（２）

著者名：大和和紀【著】

講談社（2013/10発売）

• ISBN：9784063803020

内容説明

大和和紀が描く美しき戦国ヒロイン乱世の夜明けに先立つ明星の娘――小野於通（おの・おつう）！！　天下の趨勢は秀吉（ひでよし）へと傾き、つかの間の平和を享受する京の都で、恩ある九条（くじょう）家に巫女として仕えながら、若くして書と歌の才で、戦国社交界に認められた於通。幼なじみで近衛（このえ）家の若き当主・信輔（のぶすけ）とも気持ちが通じ合い、心躍らせるが、幸せな時は短く……！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しいたけ]

好きな人と添えないどころか、あんな奴とｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ。ああ、もどかしい。それにしても大和和紀。美しく艶やかな美男美女を描くのは毎度のこととはいえ流石の流石。うっとりする。そして、知性も品格もない母息子の描き方！悪意を感じてイヒヒとなる。

2019/10/22

[wata]

信輔さんと一緒になれたら良いのに…大事に育ててくれた大御所さまとも強引に引き離されて好きでもない人に嫁がないといけない時代(T_T)真田兄弟、お市の方に浅井三姉妹、阿国に徳川…出てくる出てくる戦国オールスターズ♪

2016/03/16

[はつばあば]

短時間しかない時にはコミックにハマり時間があれば小説。今は記憶屋２の合間に読了。昔の女の定めを変えていった平塚らいてうに感謝する。大和和紀さんのはいからさんが通る、あさきゆめみし・・娘がいたからこそ読めた作品。今回は私が選んだもの。この時代面白い

2016/05/25

[くりり]

浅井三姉妹、真田兄弟、出雲阿国の登場！でも、メインは秀吉の関白強奪と塩川の於通強奪、何が本当かは分からないが、もったいない。

2016/04/12

[momogaga]

レンタル。まさか出雲の阿国が登場するとは。人間模様が魅力的に描かれていて、嵌まってしまいました。

2019/08/26