富士見ファンタジア文庫<br> 影執事マルクの彷徨

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富士見ファンタジア文庫
影執事マルクの彷徨

  • ISBN:9784829135822

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内容説明

エミリオが目を覚ますと、目の前には心配そうな顔をしたカナメがいた。どうやらまたエルミナの身体で起きてしまったらしい。すぐさまエルミナに替わろうとした彼女だが、なぜか過去の記憶の中に囚われてしまい……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のれん

15
短編集を個別に用意するのではなく、こうして物語世界での展開に組み込んでしまうのは一つのチャレンジだろうか。 どちらかというと今回の進み具合は不満が残るのだが、カナメの努力と最後のリカルドとヴィオラのシーンでチャラになってしまった。 愛とその先の破滅を知っている者としてこれ以上ないぐらいのバッドエンドだろうけれど、この一瞬を最後にすればなんとも言えない幸福感がやってくる。 愛は結果とも理屈とも結びつかない感情の発露であることを教えるために、悲恋はあるのかもしれない。 マルクの活躍に期待。2021/05/06

ダージリン

10
短編をうまく長編にからめている、でもちょっとややこしい。読むのに何故か時間がかかります。あ、怪談の話が特に好きです!2011/01/04

晦夢

5
短編集第二弾。短編集ではあるが一応全巻の裏側をなぞるように展開されている。あの屋敷の集合写真の真相が分かる話はいいね。マルクたちの日常と、これからへの伏線の巻。2013/12/17

猫殿宰相

5
マルクの出番が少ない・・・というか本編がほとんど進んでいないのがちょっともどかしい。でもカナメが可愛いから「ま、いっか」みたいな。次で「精杯編」が完結・・・って婚約者問題とアルス・マグナが片付くって事ですよね?それでシリーズ完結じゃないんだ?・・・つまりやっぱりマルクはまだ選べないと?2010/11/24

みどり

4
佳境ですね。そしてなぜか短編集方式を取りましたね。全体としては1つの話なのですが、章を一つの話と区切ってますね。ところで、あの方たちは転生するのですか?最後にちらっとそんな疑問を持ちながら、最終3冊に取り組みます。2017/04/28

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