内容説明
突如テレポーテーションで姿を消したデュアン。残されたアニエスたちは彼の身を案じつつ、『心の貯蔵庫』 『魂の井戸』 を破壊すべく策を練る。しかし夥しい数のモンスターに囲まれてしまい!? 一方、エベリンはいくら倒しても復活する闇魔の軍勢を相手に憔悴しきっていた。決定打であるはずの「二つのスペル」を持つ金目銀目も、シドの剣を持つクレイ・ジュダも戻らず、闇魔打倒の手が揃わない中、ついにロンザ国王は総攻撃を決意するのだが……? 『デュアン・サークII』 シリーズ、ついに最終章の幕が上がる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
人は辛い出来事には耐えられても,それが刻一刻と迫ってくるのをただ見ているだけというのは耐えられない.いくら作戦であると言っても,闘うことを生業とする者がただ見ているだけというのは,続けられることではない.士気というものを理解している王だからこそ,すべての準備がそうまで待つ事無く攻撃を開始する.2011/01/29
よう
2
前巻をあまり覚えてなかったwキアルって誰だっけ?どっちにしろ、またの機会に全巻一気に読み返そうと思ってたからいいか。とにかく、デュアンとゲイリーが再開できて良かった。2011/08/01
澪
2
クレイのお兄さんたちが助けに来たとこが好き。 「どんな時にもな、気の持ちようで、運はいくらでも向いてくるんだぜ!?」2011/03/18
kumono
2
キャラ覚えてないのがいっぱいいるんだけど、兄貴と再開はよいよね。ルルフェまーだー?2010/11/18
ハル
2
じわりじわりとラストへ向かっていく。途中、魔女の森のシーンが出てきて、懐かしくなった。一人一人の活躍、さらにデュアンが後世に残る勇者となってきているなぁと感じた。2010/10/24