内容説明
突如としてトリスタンに直立する巨大な『柱』の群れ。それは人類社会終焉の為に打ち込まれた巨大な楔だった――。果たしてレイオットとフィリシスは間に合うのか。そしてカペルテータ達の、人々の運命は……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遊辺
5
最・終・巻。長年追って来たシリーズの簡潔というのは感慨深いものです。前巻で突然現れた神様リマと、神様のなり損ないヘレナ。突然ではあったにしろ、世界観のロジック的に突飛でもなかったので、すっと物語に出てきてすっと消えてしまったという印象です。超越者は超越者として、ニンゲンは――資格者や源流魔法使含めて――人間として、ままならない存在として、それでも、この世界で、生きて在る、子を成し老いて死に、それでも、人の間に在り続ける。そういう物語なのですから。2019/02/16
inugamix
5
うわああああついに明日が来るんだよレイにもカペにゃんにもフィリシスにも! 絶望と虚無の深い深い淵をそれぞれ足元に感じながらそれでも明日は来るのだと信じることがやっとできた、ニンゲンって素晴らしいなあー! しかしレイオット貴様は許さん(最終頁参照2012/01/10
ryoku
5
今回で最終回、大団円。一連の事件についに決着。人間サイドは成長し変わって行き、資格者達はその力ゆえに成長することを忘れ自分達が何であったかを見失った、その差このような結果となったように思います。ネクストの企画もあったようですが実現しなかったらしいのが残念。機会があれば読んでみたい。2010/09/25
オダ
4
ぼろぼろ脱落者が出るわ悪役がげらげら笑っているわと地獄めぐりの様相を呈していたけども、色々あってメインキャラが平穏な日常ゲットしたしそれについて俺が満足したので俺に優しいラノベだった。ヤッてた…。2014/11/12
ぎお
4
最後は平穏な生活に戻れてよかった。カペルがモールドを装備するとはぶったまげだ。しかも結構強い。ノーラもそうだが能力が便利とはいえ活躍させ過ぎ。それに対して資格者たちの情けなさにはがっかりだ。やはり全員を最終巻で処分するのは性急だったな。オッフェルトリウムは資格者の中で唯一過去が明かされた分、最も人間臭い最期で印象的だった。プリン男爵との最終対決は燃えたな。魔剣装備でアクセラレーター、ゼロ距離アサルト&ハードフレア、最後はスタッフ無しでブラストとかなり見ごたえがあった。さて次は「棄てプリ」の消化に移ろう。2014/06/08
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