内容説明
一〇月三〇日。第三次世界大戦が開幕して、一一日が経った。三人の少年たちは、それぞれの想いを秘め、炎上するロシアを駆けていた。元『アイテム』小間使い・浜面仕上は、滝壺理后の治療に奔走するも、糸口は見つからない。キーとなるのは、元『神の右席』の聖人アックアとの出会い。最強の超能力者・一方通行は、最弱の好敵手との交戦を経て、エリザーリナ独立同盟に移送された。未だ打ち止めを救う手だては見えない。キーとなるのは、魔術が記述された謎の羊皮紙。そして上条当麻は、ついにフィアンマと邂逅するも、手加減された上に逃亡を許してしまう。インデックスを元に戻すことは、未だ叶わない。キーとなるのは、”天使”と呼ばれる別次元の住人。三者三様の想いを秘め、科学と魔術が交差するとき、物語は始まる――！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たくろ
41
魔術科学戦争編 続編 第三次世界大戦開始 上条当麻と一方通行との激突 浜面仕上へ最強の傭兵の助力 禁書目録の遠隔操作 様々な戦闘が行われる中で遂に大天使ガブリエルが現れる、、、 抗う事もできない圧倒的な力を前に科学が生み出した天使が動き出す、、、 細菌兵器を止めるために奔走する浜面仕上に執念の女原子崩しが襲う、、、 上条当麻を前にフィアンマが告げた正しい力とはいかに、、、2013/09/01
Yobata
34
プライベーティアから村を守る浜面の前にアックアが来て、敵を一蹴する。一息着いたのも束の間、学園都市側も攻めてきて、一旦エリザリーナ同盟へ逃げることに。上条との再戦により吹っ切れた一方通行も羊皮紙と上条,エイワスが残した“Index”の言葉の謎を探るため、エリザリーナ同盟へ。そこで滝壺の調子は治ると言われたが、ラストオーダーは無理だと言われる。そのため、次の一手として一方通行はミサカワーストを取り込むことに。そんな時、フィアンマの最終計画がついに動き出す。儀式場である“ベツレヘムの星”を天空に浮かせ、→2011/07/27
読解力なく勢いで読む人
27
【第三次世界大戦編・神の右席（右方のフィアンマ）編：中編】。まさかの三部構成でしたｗ。そしてまさかのまさかのラストｗ。こえーよｗ。アックアさんは、格好良いよ。アンタ、世界を救った一人だよ。……けどなぁ、これからを思うとその身体じゃ禁書シリーズには出てこなくなりそうで複雑な気分ですよ。一方さんは上条さんばりの不死身なのか？ｗ。繋ぎ巻が否めないのは、作者のあとがき見ると納得。かまちー仕事し過ぎｗｗｗ2010/12/23
星野流人
26
遂に神の力を交えることとなった第三次世界大戦。科学も魔術も軍事力もぶつかりまくるわぶつかりまくるわでもうこれとんでもないですわね……。大風呂敷を広げまくったエピソードながらも、ここまで20冊に及ぶものを積み重ねて来ただけのことはあり、楽しく読めたなあ。熱く熱く燃えたぎるようなストーリーはやはり読んでいて楽しい。表紙には登場していながらほとんど麦野の出番が無かったので……次巻の活躍（？）を期待。 ベストイラストは１７７頁の上条さんとサーシャ。 ８／10点2014/05/31
YO-HEY＠紅蓮ロデオ
22
う～…やりたいことは面白そうなんだけど、いかんせんちょい駆け足。複数視点の描き方に難あり。カワカミンみたいな複数同時戦闘をやってるだけにカワカミンと比べて読んでしまいました。2010/08/08
