内容説明
九月三〇日――衣替えの季節がやってきた学園都市。周囲の慌ただしさを余所に、エリートお嬢様学校・常盤台中学の超能力者、御坂美琴はコンサートホール前の広場にいた。待ち合わせである。けれど、「……、来ない」罰ゲームを受けるはずの”あの少年”は一向に姿を見せない。美琴はため息混じりに薄っぺらい学生鞄とバイオリンのケースを抱えてアイツをずっと待っていたのだが――。上条当麻と御坂美琴が交差するとき、罰ゲームを巡る学園コメディは始まる!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mr.deep
2
再読。喫煙描写とか男女ペア割引とかのポリコレ描写の甘さに多少一瞬違和感覚えましたが、よく考えるとこれもう15年近く前の作品か。そら年取るわけだ。2021/02/20
神太郎
2
上条当麻だけでなく、ここから一方通行も主人公として描かれていくW主人公という構成。12巻と13巻で1つの物語が完結するので前半戦といったところか。2011/03/04
N(仮)
1
☆☆☆
卓球療法士K
1
「自分にとって都合が良い事ばっかしてくれる人間関係なんて存在しない」 2023/02/23
へい
1
日常回ということで異能力バトル展開のシーンは終盤のみであれ?と思ったら上下巻展開だったんですね。上条、土御門、青ピアスのやりとりはどの巻も好きなのですが、あまりそれ以外の日常回に期待していないからか、あまり魅力を感じなかったというかなんでそんなに素直になれないんだよと歯がゆい思いをしてしまう。テーマは衣替えとあとがきで触れていますがさすがに長期でやっているからこそそういった巻が作れるんだろうなと思うとやはり長期で同じシリーズを書いてくれる鎌池先生に感謝しなければいけないなと思う。2015/08/24