内容説明
ここは、学園都市の全女子生徒が羨望の眼差しを注ぐ名門女子高・常盤台中学。もちろん通う生徒は全員”お嬢様”である。その”お嬢様”のひとり、御坂美琴が体育の授業後に、汗をかいた身体を洗おうとシャワーを浴びていると、隣から一人の少女が声をかけてきた。白井黒子。学園都市の治安を守る『風紀委員』であり、空間移動能力を持つ大能力の少女。彼女は、美琴を放課後のショッピングに誘う。――それが、黒子の長い長い一日の始まりになった。お姉様・御坂美琴の本当の姿を知る、長い長い一日の……。お姉様と”あの殿方”が交差するとき、白井黒子の物語は始まるのですの!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
27
白井黒子が中々に熱い。というか中学一年生に何をさせてるんだよ、、こんな重症を負ってまでさせる事なんだろうか?まぁ、姉と慕う御坂が関係しているからなんだろうけどさ、、その裏で一方通行が回収してしまうのがね、、まぉちっこい妹分のために動いてるだけなんだけどね、、2022/03/06
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
4
【ココロの琴線に触れたコトバ】礼儀とは、自分を飾るのではなく、相手に安堵を抱かせるためのものだと知った。作法とは、相手に押し付けるのではなく、自分から導いてあげるものだと知った。教養とは、見せびらかすものではなく、相手の悩みを聞くためのものだと知った。誇りとは、自分のためではなく、相手を守る時に初めて得られるものだと知った。2015/01/05
Rain
3
既刊、周回
リュ
2
御坂はとある科学の超電磁砲15巻で自分はヒーローみたいに敵まで救わない的なことを言っていたが、この巻を読む限りヒーロー的性質を持ってるみたい。あと、初春の挿絵なんか好き。2022/03/06
steadjp
2
超電磁砲アニメ三期記念、禁書再読第三弾。黒子主役で、初春初登場の旧約8巻ですが、このあと、ボコられた一方通行と一緒にグループの活動するんかーというのも含めて、結標ちゃんの、以降のポンコツの片鱗が伺わせられる終盤が味わい深かったです。この巻の少しあとから超電磁砲の連載始まったと記憶しますが、初春が超電磁砲よりも少しだけ腹黒い感じなのもすてきな感じでした。2020/01/09