内容説明
大人気シリーズ「ぼく駐」待望の第7弾!
時は一九七〇年代。田舎町に住むヤンチャでムチャでワンパクな男子高校生と町の駐在さんが“あいかわらず”繰り広げるイタズラ合戦第七弾。
高校入学から間もなくして写真部に入部したママチャリは、駅前で撮った写真におかっぱ頭でもんぺ姿の少女が写りこんでいるのを発見する。
これを機に“ぼくたち”は『心霊研究会』を結成。やがて、クラスで話題の「稲荷神社で聞こえる謎の笛の音」「千人針の怪談」がとある人物から語られていたことを知る。彼女の意図とは一体なんなのか!?
今回は“ぼくたち”と駐在さんが出会う前のプレストーリー『桜月夜』を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenta
10
再読。話の中に登場する「原爆差別」みたいなのが、今回の放射能さわぎで実際にあるのだ、と思い知らされた。 コメディ小説なのに、本当に深い。2010/06/14
しふぉん
6
体が軽いものを欲していたのか、急に読みたくなった。今回は何となくドラマになりやすそうだな〜と思った。まだ団結しきれてないママチャリたちが新鮮。ロッテンマイヤーさん(笑)は存在だけで一人の不良を更正させたり、生き様がかっこいい。ラジオで探すとか賢い!!ゴン太くんが着ぐるみだと中2で知って衝撃を受けた西条かわいい(笑)2012/05/26
しおり
5
なんか、いいはなしだったなぁ2015/08/06
ゆきんこ
5
借り物です。駐在さん赴任前の話。孝昭と早苗さんメインでした、神童タカさんって凄いね!!2015/05/10
妃后
3
出会い編。最初はバラバラで、一枚岩ではなかったよう。夕子ちゃんで釣られ、一致団結したみたいだけど。単純だなぁ。原爆や識字率など、考えさせられる内容でした。2016/01/22