内容説明
海上の訓練校・ルティアナ号で、戦いを勝利へと導く女神“ミスティア”を務めるエダ。訓練生たちから信頼されはじめたエダは、彼女を守る５人の騎士“ミタス”とともに積極的に船の指揮を執るようになっていた。そんなある日、砲弾補充のため立ち寄った港町で、エダとライハルトは嵐の夜から行方不明になっていた訓練生アンディと再会する。 彼に銃口を向けられた２人は…!? 海を駆け歴史を変える乙女の物語、第３弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蝶よ花You
35
一巻通して拉致騒動と奪還劇が巻き起こる訳ですが…。結局、エダの自己満足な優しさがもたらした結果ではないかと。かつては共に学んだ仲間であろうと敵は敵。その事実さえ周知していれば、最早この一巻丸ごとのエピソードが要らなくなるレベル。ミスティアとミタスの関係性が敵国でどのように扱われるか、という事実を示す為にこの内容自体は必要だったとしても、「結局はエダの責任」という思いと、エダに責任があるのにも関わらず、内心はどうあれ奪還に手を貸せない面々に憤りを覚えるエダに困惑。展開自体は手に汗握るものなだけに勿体無い。2016/02/04
しゃちおおかみ
4
最初、前の事件の顛末でくすぶり、ライハルト爪がはがされて指折られ大火傷を負っても「五体満足」なんだ・・・まあ、その怪我で普通と変わらず動いたりだから回復力も超人的なんだな（確かにルティアナ号で床上げ速かったもんね）。最後のアンディの処遇にしても、だから、情報を隠していたエダもお咎め無しなんだ、と妙に納得。気持ち悪いけど。キース兄のサービスイラストが今回一番のお気に入りでした。2011/01/26
レンズマン
3
士官候補生にそのドレスはない。しかも太ももに銃とか気が散るじゃないですか。2013/05/10
☆CHIKO
3
アナシスがなかなか興味深くなってきましたよー☆新キャラもまたまた登場して、エダの周りがまた賑やかになりましたね。この作者様には、乙女をドキドキさせるポイントをよく知っているな～と、毎回感心させられます。ただ、華鬼の時程ではないのですが、読みづらい文章がちょっとひっかかりました。主語が少ないのと、謎掛けっぽい部分が多すぎなのと(そこまでもったいぶらなくても?と思う箇所が沢山あるような・・・)文章の区切りが長い!ここで、句読点を入れれば、もっと意味が通じやすいのにな・・・と思う所数々。2010/06/13
ダージリン
3
エダが成長したぶん読みやすくなりました。今回は謎めいてたアナシスの内面が少しわかります。2010/01/28
