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内容説明
復讐心に囚われ、米軍を執拗につけ狙うロベルタ。ガルシアは彼女を救おうとし、ロックは事態を収めようと賭けに出る。さらにエダが、バラライカが、張が…。思惑が交錯する死の舞踏会は舞台を黄金の三角地帯へ移し、衝撃のクライマックスへ! 連載時より大幅加筆の完全版ラストを収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
29
ロベルタ編終結。見事な悪党ヅラになった主人公ロック。すっかり、小狡く立ち回ろうとする腐れたやつらの仲間入りです。そこから自分だけの大義を拾えるのか?ロックが悪党志願しちゃったら、この話は終わっちゃうよ…2017/11/20
ソラ
27
ロベルタ編ついに完結。事態は収束したものの、重たい結末だった。2014/11/16
くたくた
24
ロックが逞しくなったのやら、頼もしくなったのやら。ちょっアンタ、場数を踏みすぎて、スレてきたんちゃうか?と思ったこの巻。腹ぶち抜かれないで本当によかったよ。あんまりスレると闇の運送屋どころか死の商人になっちゃうから気をつけてほしい。彼らの悩みとか苦しみとか、死だの人生だの正義だのなんてのは、なんだか青春の悩みっぽくて、酸っぱいや。もう歳かな。そんなワタシには、ラストの張さんが良い。きちんと弱音を吐ける大人になろう。
645
19
誰も最良の終焉では無い、何かを失い背負う結果となった。その中でフィクサーを気取り挙句人助けとのたまうロックは酷いな(笑)街に染まりつつあるが染まり切らない彼の異常性を感じる。賭けの最中の目は悪人その。分水嶺…正直彼がよく分らない。面白くも嫌な奴に見える。バラライカが感情を剥き出しに嫉妬を口にした場面は意外だった。今の彼女に至る要因、悲しい過去を見れた。本来は優しくて国を憂う人間なのか…。最後の張の至言も心に残る。決して幸せな未来は待って無いが生きて臨める結果に落ち着けた事はロックの手柄と言って良いのでは。2013/03/01
カラシニコフ
13
坊ちゃまに萌える巻。気づけば本作最長のシリーズに。 ★★★☆☆2016/02/06