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内容説明
【無料試し読み閲覧期間2024/4/12~2024/4/25】
千早(ちはや)は、転校生・新(あらた)が、小倉百人一首競技かるたの札を払う姿に衝撃を受け、同級生の太一(たいち)とかるたを始める。卒業で離れてしまっても、新のかるたへの情熱は変わらないと信じる千早は、新との再会の日のため、強くなることを太一と誓い合う。そんな二人の情熱に導かれた新たな仲間とともに、瑞沢高校かるた部が動き出した。団体戦での全国大会出場を目指し、強豪ひしめく都予選にのぞんだ千早たちは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
310
机くんが印象的だったな。千早の成長がどんどん見られて良かった。2015/04/18
抹茶モナカ
150
机君を勧誘した事により、瑞沢高校にもかるた部が創設された。太一の自宅で合宿したり、かるたの練習を頑張る一同。全国大会の予選の日を迎え、戦って行く中で、机君の心に迷いが発生し、千早もスランプに。2014/04/05
☆ゆう☆
104
机くんが加わり、メンバー5名でついに「かるた部」創設。ずっと「ちはやふる」=袴というイメージがあったが、3巻目にしてついに袴で挑んだ団体戦。かなちゃんじゃないけど、百人一首と袴って古き良き日本の文化という感じで雰囲気がでる。また、百人一首って個人戦だと思っていたから、はじめて団体戦を見れて新鮮だった。互いに励まし合い、仲間を信じる。改めてチームワークの偉大さを感じた。このチームがこれからどう強くなっていくのかとても楽しみ。太一も部長になってから一段と頼もしくなったし。みんなのさらなる成長を期待したい。2016/05/13
645
94
急造チームの弱点。机君に入部を思い立たせたのも彼にお荷物と思わせてしまったのも間違いなく千早達の言葉や態度が要因。“チーム”の難しさ、瑞沢の脆さは対戦相手を見ると良く分かる。太一は部長としての責任感を学び自分達の未熟さを大会中に気付けるという所が頭の良さなのかも。千早へ思いを秘めての行動は節々で切なくなる。机君との友情が深まる話は熱い。本当にこいつ等青春してるなって(笑)読者の目線は原田先生と同じ様な高さにあると思います(笑)彼らの一喜一憂、成長が見ていて楽し過ぎる。肉まん君、かなちゃんの掘り下げ回期待。2013/05/16
新地学@児童書病発動中
93
多くの読友さんたちの熱い感想に惹かれて、三巻まで読んでみた。素晴らしい!競技かるたという馴染みのない世界を描いているので、非常に新鮮。かるた取りがこれほど奥深いものだったとは知らなかった。物語自体も素晴らしくて、読んでいると胸が熱くなる。登場人物たちが一生懸命に生きていることが、真っ直ぐに伝わってきて、本当に励まされる。この巻では主人公の千早たちがチームで大会に出場する。メンバー一人一人が自分の個性を生かして、チームに貢献しようとする姿に惚れ込んでしまった。2017/12/18