内容説明
大身の武家や大店へ密かに呼ばれ、家人の最期を看取る“お耳様”を生業とする老女瀧川が抱え込んできた秘密を聞き、お瑛の恐怖は始まった。死を以てその家の秘密を守る。それが“お耳様”の掟なのに、なぜ彼女は、他人のしかも蜻蛉屋女将のお瑛に、掟を破り、触れてはならぬ秘密を話したのか? 深まる謎と様々な死の真相とは……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤よい
2
「お耳様」を生業とする瀧川から語られる話が不思議な世界でした。惹きつけられて一気読みでした。2021/03/25
もも
1
“お耳様”の話は大変興味深かった。巻が進むに連れてどんどん面白くなるなぁ。2012/08/27
myu
0
【図書館本】日本橋物語シリーズ④2013/10/12
Wald des Buches
0
購入2010/12/15
Suzu
0
日本橋物語シリーズ第4弾。瀧川さんの人生が波乱万丈すぎる。それにお耳様の仕事も過酷すぎる。辛かっただろうと思う。お稲は何処に行ってしまったのだろう。お稲もお耳様としてどこかで生きるのだろうか。そして次巻に進む。2022/01/03