講談社文庫<br> 日照り草 梟与力吟味帳

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講談社文庫
日照り草 梟与力吟味帳

  • 著者名:井川香四郎【著】
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 講談社(2014/05発売)
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  • ISBN:9784062757782

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内容説明

吟味方与力の藤堂逸馬が北町奉行所に出仕すると、滅法いい女が待っていた。訴人の依頼によって代言などを行う公事宿『叶屋』の主人・真琴だった。水茶屋の女殺しで死罪は免れない下手人を詮議し直せと迫ってきたのだ。世の闇を見通す“梟与力”とやり手の女公事師、全面対決の顛末やいかに? シリーズ第2弾。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

49
闇をも見通す梟が動く。梟与力といわれる藤堂逸馬(いつま)、武田信三郎と毛利八助(やすけ)の三人は、同じ寺子屋や剣術道場で勉強した幼馴染みである。此度、幕府の人事を差配できる重い役職の奥右筆仕置係の毛利八助は、勘定吟味方改役に栄転することが決まる。この物語は、北町奉行所吟味方与力である藤堂逸馬を中心に進んできたが。次作は、子供の頃から計算高く、何かというと算盤を弾くことからパチ助と呼ばれる、毛利八助を主人公に据えるのか・・・?2024/09/28

ひ ろ

13
★★★☆☆ 再読2025/02/13

みちゃこ@灯れ松明の火

10
昨年末にNHKでドラマ化された「オトコマエ」の原作。藤堂逸馬という主人公に惚れ込んでるのですが、何が良いかと聞かれると「フツーなんだけどかっこいい」といったところかな。またこの巻で登場する真琴さんも私は大好きです。遠慮なく藤堂逸馬にもの申す!ところは読んでて気持ち良いです。嫌な奴も出てきます。鳥居耀蔵は好かぬ。早く死んでしまえって思うほど。時代小説らしく人の良さが詰まった良い小説ですよ♪。お試しあれ。2010/10/27

朱音

8
前巻よりも主人公がはっきり描かれた印象。新登場の真琴も魅力的。気が強い美人で主人公と対立したり協力したりと言うのはもうこの先何かあるに違いない!というのはシリーズ物を読む楽しみの一つだろう。しかし鳥居耀蔵という人は大概の小説で悪役になっているよな~2010/11/24

nyaboko

4
梟与力第2弾。べっぴんな公事師真琴が登場。正直ウザいヒス女といった印象。たぶん大将の懐の深さやおおらかさを出すための、あえてのキャラクター付けなんだろうけど、もうちょっとなんとかならなかったのだろうか? せっかく気風のいいカッコイイ女性公事になりそうなのに、キンキンカンカンで台無し。そんな公事師が持ち込んだ訴訟を掘り返してみたら、とんだ大事件に発展。壁にぶちあたるも、トカゲの尻尾くらいは切り落とす根性に喝采かなww 月傾きぬはちょっとジン…ときた。2012/10/29

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