講談社文庫<br> 吹花の風 梟与力吟味帳

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講談社文庫
吹花の風 梟与力吟味帳

  • 著者名:井川香四郎【著】
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 講談社(2014/05発売)
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  • ISBN:9784062770897

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内容説明

NHK土曜時代劇原作 大人気シリーズ、遂に完結巻! 料理に毒を盛る――。「鼠小僧次郎兵衛」を名乗る脅し文が名だたる高級料亭に届き、江戸の町は騒然とする。吟味方筆頭与力となり、探索に当たる逸馬は、薬種問屋『常磐屋』の延命丸という毒で死んだ大工の熊吉こそ、「鼠小僧」張本人ではないかとの疑いを抱く。梟与力最後の裁きを描くシリーズ完結巻。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

142
梟与力吟味帳「吹花の風」12巻。料理に毒を持って脅迫する鼠小僧次郎兵衛、偽同心を語って三千両強奪、江戸襲う一揆と様々な事件の背後にはまたもや幕閣の松平但馬守と真岡代官大久保采女が絡む事件に、しかし今回が完結巻、悪の主役が変わってあっさり終了。逸馬さんと真琴さんとも特に進展せず、信三郎も、パチ助さんも役職替えでチョイと寂しいですね。 2015/04/20

いつでも母さん

26
シリーズ完結かぁ。真っ直ぐで恋に不器用な逸馬が好きだった。いやいや、この三人が好きだった。パチ助が居ての三人でしたよね~読み応えありの今巻、あさ美は可哀想だったなぁ。妖怪登場かと思ったが肩すかし、が悪役はいつの世も溢れるほどいるのよね~(汗)この三人だからのラストもうなずけるが、井川作家まだまだ続けられたのでは?と思ったのは私だけでは無いだろう。新梟与力シリーズ希望したいな。2015/05/23

みちゃこ@灯れ松明の火

11
とうとう「梟与力吟味帳」を完読してしまいました。逸馬や信三郎のかっこよさったらなくて、読んでる私は幸せでした。今回の事件はちょっと恐いな〜と思って読み進めましたが、やっぱり逸馬の行動はいつみてもスッキリします。井川先生「続・梟与力吟味帳」を書いてくれないかなぁ。これで終わりなんて淋しいです。2013/03/31

nyaboko

10
前巻の終わり方はなんだったのか、というくらいスルーされて始まった今巻、非常に面白かった。大事な探索場面とかかなり飛ばされてるけど、全体的にずっと緊張感走る展開が続き、最後にバラされる犯人がまさかの人物。そして弱音ばかり吐いてるものの、情けないだけのパチ助じゃない面が垣間見れてよかった。逸馬の人情が強まり、遠山に逆らうようになったことで、今後どうなるかが楽しみ。信三郎vs逸馬なんて話も出てくるんだろうか?2012/11/15

だいしょう@SR推進委員会

10
完結編ということで、例の妖怪さんの逆襲か?と思いきや、あのままだったのね。けれど、今までの中で一番ピ~ンチピ~ンチの連続だったかも。活劇要素たっぷりだわと読みました。最終巻なので、もう少し、三人の行く末を窺わせるものがほしかった。本の裏表紙を読まなきゃわかりません。逸馬と遠山さんの微妙な齟齬とか(それともあれはヤラセ?)、いろいろ気になってくるじゃありませんか。三人は今までと同じ三人のままというのが、結末なのかな~。パチ助の子供の数が増えただけみたいなのも、さみしいゾ。2012/02/11

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