内容説明
町方同心・旗本・商人と前職こそ違え、旧友三人の仲は、隠居後さらに深まった。隠れ家に集っては江戸の怪事件解決に走り回る悠々自適の日々。そんな三人のひとりが中風で倒れた。意識を失い、寝たままだ。目覚めたら体の半分が動かない。なんとか元に戻らないものか。気落ちして生気をなくした友を助けつつ、怪事件解決に奔放する仲間たちの奮闘が始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
26
夏木さんが活躍できないなか、事件解決の依頼が持ち込まれる。何とか解決していくけどやっぱり3人が良いね。夏木さんの頑張る最後の場面には感動。しかしながら!今度は仁左衛門にピンチが!わー、どうなるの?気になる。2022/02/05
ミツツ
23
隠居をした3人組、それぞれの子らの心配をする。昔も今も親ってそんなものなのね。病いで倒れた夏木が良くなったと思ったら、仁左衛門が血相をかえてやって来る…次を読まねば。2022/04/09
えも
15
夏木さんが快復の兆しをみせてよかったと思いきや、こんどは七福屋が大変なことに‼ そこで次号ですか?▼一度に借りてきて正解でしたよ。2017/01/14
はま
15
シリーズ第三弾。物凄い気になる終わりをした前巻。なんとか夏木も復活の兆しが今回ラストに見れましたが、今度もまたズルいラスト´д` ;次巻も早目に行かねばならんがな〜。海苔巻きといなり寿司の助六が、揚巻(揚げと巻き)からきてるってこの本で初めて知りました( ̄▽ ̄)2013/09/29
喪中の雨巫女。
15
《母‐図書館》中風で倒れて、身体に麻痺がでた夏木さんが、回復した。よかったが、隠居暮らしが、平安になかなか過ごせないのが、もどかしい。2012/04/20