内容説明
銀座を知ってこそ、酒場の達人。入門から、奥の院まで銀座の酒場73軒をゆく。
目次
第1章 銀座で飲もう(ささ花/テンダー―居酒屋からバーへ;ヴァンピックル/マルディグラ―ワインと料理;ラ・ヴィオラ/銀座サンボア―バールで立ち飲み ほか)
第2章 銀座酒場は花ざかり(やす幸/スタア・バー―おでんとバー;なまはげ/ぱいかじ―郷土居酒屋もあります;TARU/酒仙堂―知る人ぞ知る ほか)
第3章 銀座の奥深く(こびき/ドルフィー―前衛派に挑戦;ポン・デュ・ガール/ギンザ屋台バル―若い人はここ;タリスカー/ダンボ―スコッチを飲もう ほか)
著者等紹介
太田和彦[オオタカズヒコ]
1946年、北京生まれ。日本各地の酒場歩きをライフワークに、多くの著作に著す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
28
図書館のリユースコーナーにて入手。「銀座百点」に連載されていたものをまとめたもの。一人静かに酒を飲む。大人だなぁ。賑やかにホッピーもいいけど、こんなバーでグラスを傾けるのも悪くない。ほとんど行ったことのないお店ばかりだが、行ってみたい。2017/03/15
とす
1
お酒を飲みに行くところから、お店から出るところまで読みやすい文章になっていてとても楽しく読むことができました。銀座でお酒を飲むのはなんだか素敵だなぁと思うようになりました。2014/05/16
志村真幸
0
もともと「銀座百点」に2006-08年に連載されたもの。 銀座の酒場を取材したもので、ほとんどはバーをとりあげている。 出ているのは、ささ花、テンダー、ヴァンピックル、マルディグラ、ラ・ヴィオラ、江戸源、泰明庵、ダルトン、リトルスミス、ローゼンタールなど70軒あまり。 店の歴史やマスター、看板のカクテルについて簡単に紹介されている。著者ならではの親しみのある文章に、本書では銀座らしい洒脱さが加わっており、優れたエッセイであった。 銀座のバーが、どんな存在なのかよくわかった。 2018/08/03