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内容説明
人類は新たなステージに入った! 新型コロナウイルスのパンデミックで世界は一変した。いま、世界と日本で何が起きているのか。アメリカの勝利した中国の全体主義、コロナ後の金融危機、アメリカの「国教」ユニテリアンとは何か。日本の最高知性、副島隆彦、佐藤優の2人が、近代500年の終焉と世界の行方を徹底対論する。アフターコロナで世界はどう変わったのか、近代500年を支えてきたユニテリアンの宗教思想をベースに語りつくす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおにし
18
前半は副島さんの陰謀論なのでさっと読み流しても、後半のプロテスタント一派であるユニテリアンの解説はじっくり読むべきだ。プロテスタントの諸教派について何も知らない我々日本人にはこれは重要な情報だ。ユニテリアンとは三位一体説も神の子イエスも否定する理神論者であり、宇宙の始まりは神の関与を認めるが、宇宙の発展は自然法則に従うというもので、アメリカ国民の多くはユニテリアンかユニテリアン主義者だという。だから科学者がクリスチャンとして信仰を持っていても何も矛盾しないのだなと大いに納得した。2021/11/09
九曜紋
13
変人・鬼才の副島隆彦と超人・天才の佐藤優との対談。第1部はコロナ禍、コロナ後の世界情勢について、第2部は米国の「国教」ユニテリアンについて。コロナ禍は米国の陰謀との主張を変えない副島氏。自身が「変人」を自認しているので、何を言おうと自由ではあるのだが、この人が自説を曲げない頑固者であるのは困ったものだ。しかし、ユニテリアンを核とする米国の宗教事情の理解は一聴の価値がある。佐藤氏には「お疲れ様」と言いたい。 2021/01/08
あつお
12
コロナウイルスと世界情勢の関連を解説した本。 ①著者は、新型コロナウイルスをアメリカの内部勢力が仕掛けたウイルス戦争と捉え、世界に大きな影響を与えたと主張している。中国に打撃を与える目的があったが、結果としてパンデミックが広がったと述べている。 ②中国の全体主義強化やデジタル監視システムの導入が国際的なパワーバランスに影響すると警告している。 ③アメリカの宗教的背景であるユニテリアンが、政治や外交政策に強く影響しているとも指摘している。 宗教と政治の視点を通じて、パンデミック後の世界情勢を理解する一冊だ。2024/09/15
まゆまゆ
12
コロナ禍の地政学とアメリカの国教ユニテリアンの二本立て。のっけから新型コロナウイルスはアメリカ(ヒラリー民主党一派)による中国へのウイルス戦争の失敗、と面を食らったが、世界情勢は中国による全体主義が覇権を握る、という見立ては覚えておきたい。宗教の話は理解が追いつかず要約も難しい(笑)2021/06/28
羊山羊
10
目を文字が滑る滑る。理解を脳が拒んでいる。ぶっ飛びすぎ。副島氏という男の本を初めて手に取ったが、誇大妄想と陰謀論のオンパレード。ムーニーだの、新コロはヒラリー派の陰謀だの。おまけに佐藤氏の対話をしきりに大人とは思えない態度で切る。そして甘んじて受けて聞き役に回る佐藤氏。狂っている。しかし一方でボケっと読んでいると時折瞠目に値する記述にぶち当たるのも事実。ショックドクトリンへの指摘や橋下徹氏の政治手腕への評価は無碍にするべきじゃない。本来繋がるはずのないものが繋がる事態をこそ佐藤氏は狙っているのでは。2021/03/13
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