内容説明
雨の夜。流葉爽太郎は、怪しげな男たちに追われる少女を救う。流葉亭で働き始めた彼女には、つらく哀しい過去があった。ある日、ギターを手に歌い始めた少女。その孤独な魂の叫びが、流葉の胸に深く沁みていった。やがて通い始める心と心……。彼女を世界一のジーンズ・メーカーのCFに起用する流葉。しかし、背後には執拗な追っ手の姿が迫っていた――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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7
初版2007年。CFギャング・シリーズの一冊。主人公の流葉爽太郎が大好きです。ストーリーに出てくるCFや釣りのことがわからなくても楽しめてしまうのは、やっぱり喜多嶋さんの作品に惚れこんでいる証拠だと思う。テンポのいい場面転換、ドキドキしたり、きゅんっとしたり。期間限定の二人の関係には、流葉の大人の魅力が満載でした。2014/01/19
kaede
3
あとがきにあったウォールは私もワイキキ滞在中、毎朝いきますよ♪ 今回は流葉の恋に初めて触れられた。2012/08/18
you123
2
いつも通りサラりと読めて、ちょっぴりハートフルで読後感バッチリ👍2022/01/10
you123
1
序章と山場をつまみ読み再読。ほんのりさせられる良い作品。2022/07/18
メリエンダ
1
非常に楽しめました。 久しぶりに楽しくて気持ちよくて爽快な気分になりました。 (でも、これって男の視点だからかもしれないですが。) さわやかな気分になりたい人は読んでみて。 「昔、あるミュージシャンの人がいっていたの・・・・。何か悲しいことがあったら、泣くかわりに歌えばいいんだって、そんなこといってたわ・・・・」2007/08/31