内容説明
「防犯用に開発された特殊ガラスのCFを作ってほしい」。そんな依頼に、流葉爽太郎(ながればそうたろう)は、なんと本職の泥棒を起用する! 数々のセキュリティ・システムを破ってきた「伝説の男」を求め、爽太郎はハワイへ。行く手をはばむギャングたちとの闘い。そして、ひたむきにサッカーに打ち込む少女との出会い……。陽光きらめくハワイで、かけがえのない夢が紡(つむ)がれてゆく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マーシュランド
9
18年半ぶりの再読▼当時の自分は何をやっていたのか▼今回もホノルルを感じていたく手に取った▼読者を元気には十分伝わります▼生け簀の魚の件、ナガレバのアクションはやり過ぎだけど、人生の流儀は伝わります▼230362023/05/28
だけど
2
たとえ内容が軽くても、読後感がさわやかなところが好きです。あっというまに読めてしまいます。2012/11/05
よっさん
1
CFギャングシリーズ2作品目の読了。2004年の小説。主人公がめちゃくちゃ過ぎて、後半部分は思わず笑いの連続でした。逆にそれぐらい突き抜けていて、ピンチの1つも訪れないのにサクサク読みきれる不思議な感じ。後書きにある、「軽さの中にも深み」を今後のテーマにしたいと書いている部分が妙にいちばん良かった(笑)凄い数の小説を書かれている作家ですが、近年のものも一度触れてみたい。どんな感じ何だろうか。2017/03/03
読み人知らず
1
この人の文体はリズムがあるからスポーツはすごく読んでて楽しいです。 2006/04/03